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Vision Quest-2 ワークショップ編

 前回記事では出向していたお茶の水女子大学でのビジョン探求について書かせていただきました。(https://note.com/maki_masu/n/nda4458c4600f)

 私のお茶の水女子大学への出向は授業初年度までと決まっていたので、私は初年度授業をしながら、次年度に向けて人が変わってもサステナブルな授業ができるように内容を検討し続けていました。それと同時にこの「人は自分の願いにつながると最も力を発揮し、生産的で創造的になる。だから自分の願いに繋がることはサステナブルな社会の実現のためにとても重要なんだ」という信念を大学を去った後どの様な形で実現できるのかをずっと考えていました。
 ある日当時所属していた部署の課長森田さんから(私はほとんど出社していないのであまり話したことがなかった)「今社内の各部署の有志を集めて新しいことをやりたいと話している。参加してくれませんか。」と声をかけていただきました。
 私は二つ返事で賛同し、各会合の企画やファシリテーションで協力できるということと、お茶大で実施していたワークが役に立つのではないかと伝えました。手始めとして2020年1月の会合で2030年の自分と2030年のブリヂストンをテーマにワールドカフェを実施しました。ここで皆さんが結構盛り上がり、飲み会でもいろいろな話が出ました。こんな元気な人達がいるのだからブリヂストンもまだまだ大丈夫と思えた体験でした。
 その後森田さんがこの会の進め方について相談している社外のメンターに会ってほしいと言われたので聞いてみると、その方はキンダリーインターナショナルの森さんでした。森さんにはNVCのABDやグラレコの講座でキンダリーインターナショナルに伺った際にお世話になりました。またキンダリーインターナショナルの創業メンバーの赤井さんは私のメンターの一人です。昨年ホロスコープでLife Purposeを見てもらいました。
 そんなご縁がある方とならぜひということで、次回会合の打ち合わせに伺いました。その時どんな話をしたのか実はあまりよく覚えていないのですが、話が盛り上がって気づいたらVision Questワークショップの形ができていました。90分で自分の2030年のビジョンを描き、クリーンな問いでそれを深めるワークです。
 コロナウィルス感染症の影響が懸念されたためオンラインで行うこととし、初回は3月に実施しました。
 2回目を実施した後、森田さんとも相談して7月から毎月実施することにしました。自粛期間中森田さんとは何度も打合せこの会の目的を「自分の本当にやりたいことを見つけてそれをやれる場を創ろう」と設定し、やりたいことを見つけるためのツールとして、このワークショップを継続して実施しようと決めたのです。
 それと並行して私はYさんという社内の女性からも声をかけていただいていました。昨年社内でトライアル実施した「SDGsカードゲーム」に参加していただいた女性で、「新しい部署で何かやりたいけど何をしたらよいかわからない」と相談されたのです。早速つい先日やったVision Questワークショップを紹介し、まずは体験の意味でYさんに個別セッションを実施しました。 そのあとYさんに起きた変化についてYさんご自身が書いてくれたメッセージを下記します。
「Vision Questの個別セッションを受けてVISIONについて考え始めた4月の初から、急に物事がうまく進むようになってびっくりしています。誰かが私に壮大なドッキリを仕掛けているんじゃないかと、今でも若干思っています(笑) スタートした新しい企画も様々な方のご協力がすぐに集まり、構想から約1週間でメンバー募集までこぎつけることができました。」
 彼女は「人は自分の願いにつながると最も力を発揮し、生産的で創造的になる。」という私の仮説を体現してくれました。
 そして彼女の部署で私は「Vision Questワークショップ」とビジョンを実現するための「エコシステム作成ワークショップ」のトライアルをすることになりました。
 今は彼女の部署のメンバー5名全員で一人ひとりのビジョンとエコシステムを持ち寄り統合することに挑戦しています。
 また森田さんと運営している「新しいことを始める会」のメンバーからも個別セッションを依頼され、実施しています。
 このワークは私の使命として継続してやっていきたいと思っています。
人の気づきの場に立ち会うことが私の喜びだからです。そしてその気づきによってエネルギーが流れ出すのを見るのが何より嬉しいからです。
 ご興味ある方がいらっしゃいましたらぜひお声がけください。

 このVision Questワークショップ(個人セッション)に参加すると、下記のようなことが起こります。
①普段なかなか考える時間が取れない「自分の未来」について具体的に考えることができる。
②「自分が実現したい未来」が具体的になればなるほど未来を前倒しできる。
③「実現したい未来」から自分が本当に望んでいること「Vision」を探求できる。
④「Vision」が明確になると、無意識にVisionに向けた行動をとるようになり生産性、創造性が格段に向上する。
⑤生産性、創造性が高まり、自分のVisionが社会に役立つことを実感できる。

 あなたのビジョンが強いビリーフに守られている場合、1回では「本当のVision」にたどり着かないこともありますが、継続して問い続けていれば必ず何かが起こります。何かが起こったときそれがあなたのビジョンです。
 Vision Questワークショップおよび個別セッションはいつでも提供可能ですので、増谷あてご連絡ください。
<連絡先>makimasu@outlook.com

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