石谷小蒔

こんにちは!

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母難病、父ガン、の私が1年で会社を辞めた話

巷では退職することを「卒業」と言われて祝われるが、1年で会社を辞めた私にはその言葉は不適切なので、あえて言うなら「退学」だと思う 母の病名はALSでドラマ「僕のいた時間」で三浦春馬が演じた役など、病名だけ知っている人もいるかもしれない。ALSを診断されたのは私が高校3年生のときで、それからかれこれ学業と介護、仕事と介護の両立を頑張ってきた。 父は前立腺がんで、がんのなかでもポピュラーな病気らしい。薬が効けば寿命と同じぐらい生きられる可能性が高いそう。ガンは転移しているので

    • 【復興ボランティア1日目】能登で体を満たしたい

      「羽田」から「のと里山空港」に降り立ち、予約していた乗合タクシーで輪島駅まで向かった。そこから歩いて輪島の街を散策した。朝「行ってきます」を行ってから港で輪島塗のお箸を売っているご婦人に話しかけるまで、業務的な説明を除いて会話をする事は一度もなかった。自分の甘い考えで申し訳ないが、もう少し歓迎されるものだと思っていたので拍子抜けした。 観光客のようにカメラを倒壊した家屋に向けるのは地元の人にどう映るのか不安になったが、自分にできることはそれしかなかったので必死に写真を撮った

      • エスティマ最終日

        我が家の自家用車のエスティマが売られるというので、最後に写真を撮った。質感と流線型を表現するのが難しかったが、夕方の時間にとったこともあり良い色合いに仕上げられた。 父も一緒に写真を撮り、現像して写真集にして、渡してあげた。喜んでいたので良かった。 こうやって一つ一つ、写真で人に貢献できたらなと思う。

        • マクロレンズは高いのでマクロフィルター

          kenkoのNo.4のマクロフィルターを購入した。 単焦点の35mmの自分のレンズは最短撮影距離が35cmなのでそれ以上近づくとボケてしまう。 ズームレンズか、マクロレンズを買ったほうが良いのだが、レンズは高いのでそれはできない。そこで、単焦点のレンズに被せるだけで最短撮影距離を縮められるマクロフィルターを購入した。カメラが近づけると良いことはたくさんある。目標物がないと近寄れないため、撮影の目的がはっきりする。背景が小さくなるので情報が整理される。フィルターをつけるだけな

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          落ち込んだ写真

          題名がネガティブになってしまったが、感情の起伏があることはいいことだ。なぜなら、気持ちの浮き沈みは見る世界を大きく変えてくれる。落ち込んで下を向いていれば、いつも気づかなかった雑草にも気付ける。変な形の道路の白線にも気付ける。 さっき家に帰って写真を編集してみたらいいと思った写真はどれも地面すれすれから撮った写真だった。いつもの現像じゃつまらないから、ここは思い切って白黒にしてみた。

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          釜揚げうどんが一番美味しい

          先日プロフィール写真を取っていただき、顔が釜揚げうどんの器のように丸いことにびっくりして、ダイエットに励んでいるわけだが、帰り道に丸亀製麺に吸い込まれてしまった。 前に並んでいた、丸刈りの野球少年が「明太釜玉の並で」と注文したものだから驚いた。こんな少年もまさか体重制限を強いられているのかと心を痛めた。夜の8時30分に丸亀製麺に来て並を頼むのだから、苦渋の決断だったのだろう。(なお、野球少年であるか、体重制限をしているのかについは筆者の妄想)感化された私は、「カレーうどんの

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          日常にある幾何と木

          一眼を持って歩いていれば、違った世界を見つけられる。サムネイルは増水したときの勢いを和らげてくれるのだろうか、こんなにきれいな形とは思わなかった。どうやって成形したのだろう。見たことない角度で突き刺さっている木も不思議。午前中の雨で流されてきたのか。あ!もしかしたらこの形はこういった漂流物を止める役割があるのかもしれない。とまあ適当な考察を述べながら書くこともないので、写真を乗せてく。好きな写真があったら教えてください!

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          木村伊兵衛の写真が好きになった

          きっかけは、写真館やってるのにどうやって写真が撮られるかわかってないのは良くないなと思ったからだ。写真のつく建物を探したら恵比寿にある東京都写真美術館を見つけたので行ってみたら、私の見たかった写真の歴史や仕組みについては一切展示されていなかった。なんとも安直である。 帰るのも寂しいので、展示を見ていくことにした。 その展示が非常に印象的で写真が好きになった。 展示室内は撮影録画は禁止だったので、展示室前のポスターを共有しておく。 鈴木心さんのプロフィール写真撮影に行かせて

          木村伊兵衛の写真が好きになった

          【コンビニ人間】こんなにつらいんだったら契約結婚だっていいじゃない

          経済学部のゼミの先生が、「地域の経済やコミュニティは常に女性(既婚)によって成り立っている」と力強く話していたことを思い出した。どうやら、独身男性、女性、は地域コミュニティに入っていくのは難しいらしい。 主人公は36歳未婚の古倉恵子という女性で、幼い頃から普通の子どもとは違う事に気づいた両親は社会に溶け込むことができるか心配していた。親を安心させるために、コンビニでバイトを始め彼女にはそこがとても落ち着いた場所となり、働き続けて18年になる。コンビニの業務はとても効率的で、

          【コンビニ人間】こんなにつらいんだったら契約結婚だっていいじゃない

          地図アプリで歴史を楽しもう!〜代々木公園の歴史に迫る〜

          地理も歴史も嫌いだった。 部活の顧問が担当していたのもあったし、なんせ覚えることが多すぎる。社会人になって、それら暗記科目が好きに変わった。面白いマンガを見つけたのが、一つ理由でもあるのだが今回は、地理院地図アプリの面白さについて話したい。 地理院地図アプリはウェブサイトからも閲覧できる。 僕がよく使うのは トップ>年代別写真>時系列表示 で時系列に表示させることだ。 今回のお題にある代々木公園について調べたのは、去年まで渋谷に住んでいたためだ。近隣の航空写真を時系列で見

          地図アプリで歴史を楽しもう!〜代々木公園の歴史に迫る〜

          驚かない人は驚かされる

          中学校の国語の教科書に載っていた文章が今でも印象に残っている。内田樹『私の身体は頭がいい』の抜粋でタイトルは「胆力について」だった。 内容は極めてシンプルで胆力のある人はぼけっとした鈍感な人ではなく、季節の移ろいや些細な変化に気づき、驚き続けられる人だ。どんな出来事に対しても既知に還元して説明できてしまう人はそこに安住してしまうが、突如生命の危機に瀕するような自体に陥ったときにパニックになり正しく判断を下すことができない。だから、驚かない人は驚かされるのである。 「驚く」

          驚かない人は驚かされる

          人生に当事者意識のない人へ

          意味わかんないおっさんの戯言のメッセージで中心になっている言葉 バンタンの卒業式で卒業式で「おめでとうございます」と言うことのカウンターとして、成田悠輔があげた言葉だ。とても皮肉に満ちていて、引き込まれる内容だった。ひろゆきとも似てるが、成田さんの声はぼーっとしていると音楽みたいに流れていってしまい、聞き終わった後には頭がよくなった充実感があるから危険なものである。 今回、この言葉を上げたのは先日友人との会話で「人生の当事者があんまりないんだよねー、」と言われたからである

          人生に当事者意識のない人へ

          「たった一人の熱狂」を読んで奮い立った

          「ずっと主観で生きているから、見城徹は丸くならない」 客観が正しくて、正論で人を殴り合う現代において、自分のポジションを、(ある意味で自己中心的な)態度を取れる人は強い。かっこいい。 君がなんとなく生きた今日は、昨日死んで行った人たちがどうしても生きたかった大切な明日だ 良い言葉だ 冒頭は私のXで書いている、「たった一人の熱狂」を読んだときの呟きだ。 見城徹は幻冬舎の創業者で、彼の755での質問の回答をまとめて書籍にしたものだ。2015年に発行され、その後いくつか章が足さ

          「たった一人の熱狂」を読んで奮い立った

          Geminiの画像生成が停止した理由を考えた

          AIが生成した画像をnoteのサムネにしている人は多い。かく言う私も、そうする予定だった。 時代の最先端を使いこなしている感じで、カッいいからだ。しかしまだ、できていない。なぜなら、Google社が提供しているAI、Gemini Advancedで画像生成が停止してしまったからだ。これができないとカッコつけれないので、停止の理由について調べてみた。 Chatgptの有料版で、DALL Eも画像生成で有名だが、私がPixelユーザーでもあり、どうせだったらGoogleのAIの

          Geminiの画像生成が停止した理由を考えた

          スイッチボットでマンションのドアを開ける

          わが家では、体の不自由な母が家で一人になることは基本的にないのだが、ときどきそういった状態になることもある。 例えば、母の友人がぺちゃくちゃしゃべりに家に来るときも、ヘルパーさんか、家族が玄関を開ける必要がある。玄関の扉は事前に言って、勝手に開けてもらうとして(わが家では、通常)鬼門なのがマンションのインターホンである。一般的なインターホンは防犯の面から、扉を開けるまでに非常に工程が多く、バリアフリーではない。そこで、スイッチボットで解錠をできるようにした。加えて、Googl

          スイッチボットでマンションのドアを開ける

          【日本酒】読んで面白かったマンガ

          note2日目にして、あまり書くこともなくなったので、最近読んだオススメのマンガを紹介する。 誰の興味があるのかなんて知ったこっちゃない。 続けることが大事だと心に言い聞かせよう。 【日本酒のマンが】白熱日本酒教室 この本が危険なのは漫画ということもあってとても読みやすいので、知識と引き換えにうんちくおじさんが誕生してしまうことだろう。その代わりに、百貨店の前で日本酒を試飲販売しているおばちゃんとはめちゃくちゃ仲良くなる能力を手にする。 先日も新宿の高島屋で日本酒のプレ

          【日本酒】読んで面白かったマンガ