何のためにグルテンフリーにしていますか?
みなさん、パンやパスタ、ラーメン、ピザ、ケーキやクッキー好きですか
嫌いって人、ほとんどいないと思います。
何を隠そう私も好きです♡
でも、最近ブームになりつつあるグルテンフリー、なんだか体に良さそうで、気になっている方、そしてすでに実践されている方も多いと思います。
でも、ただただ闇雲に取り入れていませんか?
人間ひとりひとり顔が違うように、グルテンフリーにしたらメキメキ体調が良くなる人がいる一方で、あまり変わりがない人もいます。
今日は、
①なぜグルテンが良くないのか
②グルテンフリー、意味がある人意味があまりない人
について書きたいと思います。
①なぜグルテンがよくないのか
それは、簡単に言うとグルテンに含まれるゾヌリンというタンパク質が、腸のキメを荒くするから。
荒くなった腸壁から、細菌や体に不必要な物質が体内に取り込まれ、体中に炎症を起こしたり、取り込んでしまった毒物を解毒するために肝臓に負担がかかってしまいます。
だから、グルテンはやはり基本的に誰もが無防備に摂取しない方が良いものという認識は正しいです。
なので基本的に
・便秘や下痢がある人
・腸内細菌のバランスが悪い人
・皮膚炎や肝炎など、明らかに体に炎症がある人
は、やはり極力控えた方が良いです。
②グルテンフリー、意味がある人とあまり意味がない人
グルテンは炎症のもと。
それじゃあ、今日から私はグルテン全カットで♡
とグルテンフリー麺や米粉パンを毎日食べるのが、果たして健康的といえるのでしょうか。
麺やパンがやたらに食べたくなるのは、胃腸が弱っているサインで、消化力に問題がありそうだし、麺やパンは糖質を過剰に摂取してしまうという点で、小麦粉パンや小麦パスタと大きな違いはありません。
そして、実はグルテンフリーにしても、あまり変わらない人もいます。
いくら肌をケアして保湿をしても毛穴が開きやすい人がいる一方で、無頓着でテキトーなお手入れをしていてもツルすべ陶器肌の人もいるように、
グルテンを摂ると腸壁が荒れやすい人もいれば、腸内環境がよかったり、腸壁のスペックがよい人はそもそも腸壁のキメが細かくて、多少、無頓着に食べても大丈夫だったりします。
まずは、自分の腸の状態を知ることが大切
とりあえず、一度、2週間くらい小麦を抜く生活をして、そのあと自分の体調がどう変化するのかをよく観察してみましょう。
その上で、毎日じゃなければ大丈夫そう!とか
週に1〜2回にしようかな、とか
やっぱり極力食べないようにしよう!
と、自分でちょうど良い塩梅を見極めていけば良いと思います。
強い小麦アレルギーがある方は避けざるを得ないと思いますが、グルテンフリー生活はこと日本においては、よっぽど周囲の人の理解がなければ続けれず、こだわればこだわる程、ストレスを感じてしまうものです。(その点、海外はそのあたり柔軟で尊重し合えるのですが)
あなたが、グルテンフリーにする目的は何ですか?
たまには、家族や大切な人と、パンやパスタ、ケーキを食べて楽しい時を過ごすのは、心の栄養になりますよ♡