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出産して「生年月日」への意味づけが変わった

誕生日は自分で選んで生まれてきたんだよ


生年月日を使う占いで言われてきた言葉。そうだろうなとは思いつつ、確信に変わったのは娘の出産。

出産予定日は5月○日だった娘。
なんら問題もなく妊婦期間を過ごしていたにも関わらず、35週になったばかりで突然破水。緊急入院することになった。正期産の37週にも届かず4月上旬に娘は誕生した。

予定日生まれであれば5月生まれでおうし座。
1ヶ月以上早かったのでおひつじ座の娘として誕生。

早産だったので色んな方に心配をされたが、娘はスクスクと育っている。彼女を客観的に見て思う。

うん、あの日に生まれたかったんだなと。


12星座占いってあるじゃない。
あれっておひつじ座からスタートしてうお座まで物語としても捉えることができるんだよね。

おひつじ座は生まれたてで純粋無垢。チャレンジ精神旺盛で何でも挑戦。失敗もたくさん。

たくさん失敗して自分の中で着実さや豊かさを見つけていくおうし座のテーマへ。次は他者が出てきてコミュニケーションをしていくふたご座に‥‥と続いていく12の物語。

着実にではなくチャレンジをしたいんだねと彼女を見ながらマジマジ思う。

本人にとって絶妙のタイミングで、自分の人生を選んでくるのだろう。たった一人のことで確信するには心もとないが、自分のお腹から出てきた彼女との時間を想うと納得できるものだった。


自分も絶妙なタイミングを選んで生まれてきたのかもしれないが、生まれた時の記憶があるわけでもないのでわからない。


数分早く生まれていたら全く別のタイプだったし、半日遅く生まれてたら喉から欲していたスキルを持てていたのにな、とかはあるわけだけど。

もっとこんな能力があれば
もっとこんな環境で生まれれば
あと5分早ければ
あと半日遅ければ

自分に満足できない間は何だって隣の芝が青く見える。他人の能力も、もってない環境も、出生時間さえも。

逆に自分の人生に満足すればするほど、納得すればするほど、寸分の狂いなく狙って生まれてきたんだなと実感する。


5分早く生まれてたら占い師にはなってないはず。半日遅く生まれてたら、もっと表現が上手だったかもしれないが、自信満々の独裁者の雰囲気だったかもしれない。

それもこれも仮説でしかないけどね。


占い師になって、たくさんの方の生年月日から見させてもらうようになって、生年月日は本人が選んできていると、出産時とは比べものにならない確信を今はもつ。


選んでる。
間違いなく。
笑えてくるほどに。


そのくらい誕生日と人生は関係してる。

だからこそ盲信するのは危険だが、仮説として合ってる前提で使ってみるのはどうかなと。生年月日から導かれる情報の数々を。



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