見出し画像

*オンライン試験*画面の向こう側

今、私が教えている専門学校では沖縄独自の緊急事態宣言を受け、先日からオンライン授業に切り替わりました。

そんな中、始まった期末試験。

オンラインなのでカンニングし放題だし、検索だってすぐにできちゃう環境。
果たしてどうしたもんだか…

と、問題を作成する段階からかなり悩みました。
他の先生方と情報共有しながらやっとの思いで作り上げた試験。

”とにかく問題数を多くする”
調べる余地を与えない位のボリュ―ミ―な内容に仕上げちゃいました。

ヘビーな内容で申し訳ないなと思いながらも解いている学生の様子を見守っていました。

↑ここで改めてGoogle Classroomの機能の素晴らしさを実感。
この学校ではGoogle ClassroomとGoogle Meetの機能を使って授業展開をしています。
※MeetはZoomと同じようなテレビ電話の機能です。

Google Classroom 
Googleが学校向けに開発した無料のWebサービスで、課題の作成、配布、採点をペーパーレス化、簡素化することを目的としている。 Google Classroomの主な目的は、教師と生徒の間でファイルを共有する過程を合理化することである。


たくさんの素晴らしい機能があるのですが、その中でも私が一番驚いた機能が2つあるのでご紹介しますね。

1.試験を自動採点してくれる
classroom内の「課題付きテスト」という機能を使えば、学生が提出タブを押した時点で自動採点してくれちゃいます。
※選択問題限定

ちゃんとコメントを添えてフィードバックもできるので本当に素晴らしい!

2.学生が解いている様子をリアルタイムで確認できる
先生側は学生が解いている状況を学生ごとに確認できます。
これが本当にすごくて試験中、学生が解き進める様子をずっと確認していました。

入力している状況をリアルタイムで見ることができるので、

「いや、そこは惜しい!」
「あと10分しかないのにまだここなの!?がんばれー!!」

とか、PCにずっと話しかけている私がいました 笑

入力が止まってしばらく動かなくなった学生がいて、もう諦めたのかな?と思っていたら突然、

模範解答並みの解答をダーッと書き始めました。
いや、これがカンニングね 笑
と思いながらも容認。

調べる余裕があるというのは、ちゃんと勉強をしてきて他の問題がスムーズに解けた証。
そういう学生は100点でも良いと思っています。

みんな、こんな大変な環境の中で頑張っている。
私もその姿に励まされています。

だからこそもっと質の高い授業展開をしなくては…

***

まだまだ、たくさんの機能が備わっているGoogle Classroom。
絶賛勉強中です☆

皆さん、Googleのスプレッドシートやドキュメント、スライドを使ったことありますか?

ウェブブラウザ内で動くオフィスソフトで、資料共有をしているとWEB上で同時に編集することができるGoogleが無料で提供しているツールです。

私たちが日ごろ使っている、OfficeのGoogle版ですね。

*Excel → スプレッドシート
*word → ドキュメント
*PowerPoint → スライド

GoogleのClassroomではExcelやword等のOfficeが利用できないので、これまで作成していた資料を全てドキュメントやスライドに移行するのは本当に大変でしたが、使ってみるとシンプルで本当に使いやすいことが分かりました。

スプレッドシートはスマホでも確認、編集できるので本当に便利です!
是非皆さんもお試しください☆

さて、これから膨大な採点作業(^^;
頑張ります☆

MAKI

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?