見出し画像

”結婚おめでとう”

電話の向こうで泣きじゃくる花嫁様。

何度目だろう…

日程変更の嵐。


一番恐れていた2度目の延期。

覚悟の上で準備を進めてきたけど、緊急事態宣言出されたら東京にいる私たちは沖縄に入ることすらできない…

さすがにもうキャンセルしたい、この失望感を二度と味わいたくない、ゲストにも迷惑をかけたくない、と辛い胸の内を話してくれました。

色んな不安がおふたりを苦しめる。
私はおふたりの為に何ができるのだろう・・・

私はこれから時間をかけて、おふたりと一緒にこれからのことを考えていきたいと思います。


軽はずみな発言しないでください。

これまで多くの日程変更、キャンセルを目の当たりにして思ったことがあります。

新郎新婦様はね、色んな不安を抱えて、でも新たな一歩を踏み出したくて、大切なゲストのことを想って一生懸命準備しています。

□県外ゲストを招待し辛い
□もしクラスターが発生したらどうしよう
□招待状を出すのが怖い(4月のお客様)
□ゲストに負担をかけてまで開催したくない
□結婚式は挙げたいけど、周りから今年はやめた方がいいと言われる
□日程変更したいけど変更料が高すぎて変更すらできない

みなさん、

いいですか?

ちょっと強い言葉でお伝えしますね。

以前にもnoteに書きましたがリマインドです。


***

”えっ!?本当に結婚式するの?”

よくもまあ、そんなことが言えますね。
お気持ちは分かりますよ。

でもね、まずは

”結婚おめでとう!!!”

じゃないの?

あなたが招待状を渡したとき、きっと皆
”結婚おめでとう!結婚式楽しみだね~”
と言ってくれたはず。

あなたが結婚するとき、きっと
”結婚おめでとう!真紀ちゃんのドレス姿楽しみにしてるよ♪”
と言われたいはず。

参加したくなきゃ参加しなければいい。
でもね、言葉は選んでください。

体裁よく断ればいいじゃないですか?

”参加したいんだけどこの日は都合が合わなくて残念ながら行けないんだ。
素敵な結婚式になると良いね♪”

なぜこの一言が言えないのでしょう。
新郎新婦がどんな思いで準備を進めているかあなたは考えたことありますか。

あたなその心無い一言で新郎新婦がどれだけ傷つくのか。

招待状は本来、ワクワクしながら送るものなんです。ゲストが受け取った時の反応を思い浮かべながら、返信ハガキのお返事を楽しみに待つものです。

でも今は違います。
新郎新婦は招待状を送ったら迷惑かな?返信ハガキが全て欠席回答だったらどうしよう…

という不安な思いでいっぱいなんです。

日々の感染者数をニュースで見ながら、一喜一憂するのがもう嫌だという新郎新婦もすごく多い。

でもね、みんな様々なご事情があります。
今このタイミングでしか結婚式ができない方もたくさんいらっしゃるんですよ。

もっとおふたりの想いを汲み取ってあげてください。
結婚式に招待されたあなたはおふたりにとってかけがえのない大切な人なんです。

皆さんの温かい言葉で心が救われる新郎新婦がいるということを忘れないでください。

”結婚おめでとう!”
たったその一言で良いのです。

このnoteを見て少しでも共感していただける方がいらっしゃれば、周りの方にぜひ共有いただければ幸いです。

MAKI


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?