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フランス生活

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フランス生活のあれこれをまとめてます
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記事一覧

【2024年7月】日本→フランス:運転免許証の切替完了

今、もしフランス移住前に戻れるなら、当時「まぁ長くても2〜3ヶ月でフランスの免許を受け取れるだろう」と甘く見積もっていた自分をぶん殴って、一刻も早く国際免許を取得させたいと思う。 ついでにAT限定解除の追加講習も面倒くさがらず日本で受けておけば、フランスで運転できる車の選択肢が増えてなお良かった。 それくらい、いつになったら免許が届くのかを待ちつつ、限られた移動手段&行動範囲での郊外生活はストレスが溜まることのひとつだった。 だからといって別に死にはしないんだけど、私み

OFII (移民局)の任意フランス語クラスが直前キャンセルになったよ!

聞いて!いや読んで!!! スムーズにスケジュール確定まで進んで、珍しくフランスの手続き系でルンルン(*´∀`)♪してた1ヶ月前の私よ。 現実を甘く見るな、ここはフランス。 スケジュール?なにそれ?確定という名の不確定。 予期せぬハプニングしか起きない国。 約100年ぶりの自国開催オリンピックという歴史的&世界的な大イベントを目前に控えようとも、大統領が下院を解散し総選挙に打って出る国。 国民・個人の意思と行動力が強すぎる国。(※個人的感覚) そんなわけで (?)タイト

【2024年5月】移民局(OFII)市民講座:全4回受けてきた

国際結婚し2023年末にフランス(パリ郊外)へ移住してきて約6ヶ月。 散々だった移民局 初回訪問(4月中旬)の話がすでに懐かしく感じるくらいには、ここでの生活に慣れてきている気がする。 日本の家族や友達に会いたいと思うことは正直何度かあったものの、早々とギブアップせずに済んでいる今の環境には感謝しかない。 少しずつだけど、現地で知り合う人も増えてきて楽しい。 今回はフランス人の配偶者ビザで入国した私が、パリ郊外(95県)で市民講座を無事修了したお話。 居住地やビザ等によ

¥300

フランスに来てもうすぐ6ヶ月

前回の更新から少し空いてしまったけれど、その間スキやフォローいただいた皆さま、ありがとうございます! 5月は移民局の市民講座や語学学校の見学、家族との渡英、Zoomミーティング等々、わりと充実した日々を送っていた。来週でひとまず市民講座が落ち着くので、また少しずつ体験談をまとめようと思っているところ。 今回は、タイトルに沿ってこれまでの変化をつらつらと書いてみる。以前は渡仏後2ヶ月目の気持ちを記事にしたけれど、時間の経過とともに自分の中でどんな変化があったのかを客観視して

移住後のフランス語学習

最近、詰んでいる。 なんでだろう?と日々考えていることを、ここで一旦振り返ってみようと思う。今後の取り組み方のヒントが見つかればいいな。 まず1番大きい理由は、机に向かって長時間じっと読み書きするのがしんどくなってきたということ。 気分が乗れば継続できるレベル。きちんとしたほうが会話力と相乗効果でもっと伸びるはずと分かっているけれど、いざテキストを開いても集中力が全然続かない。 学生時代の英語学習のように単語をひたすら書いて覚える、みたいなのはもはや無意味に近い。スペルから

【ズタボロ】OFII(移民局)初回訪問いってきた

以前、OFIIからお知らせがきたことを書いた。 この時はまだ先だなーと思っていたけど、気づけばあっという間に当日。 久しぶりの早起きに身体がついていかない感はありながらも、必要書類を持ち8時前に家を出る。1人でも大丈夫と言ったが、協力的な夫は「心配だから」とついてきてくれた。 数年後、この記事を読み返して笑い飛ばせることを願って記録しときます。 午前:胸部レントゲン撮影 これはOFIIではなく、指定された別の場所に行く必要がある。Radiologie あるいは Ima

ほぼ全裸。フランスで初めての婦人科受診

先月のとある夜、突然の下腹部痛に襲われてトイレに駆け込んだ。 生理痛?にしては今までにない腹下しと熱っぽさ&冷や汗、なんかいつもと違うかも…と違和感を覚えて心配だったので、ひとまず内科に行ってみることに。 Doctolibというアプリを使えば直近で空きのある病院を探せてネット予約もとれるので、便利。初診でもスムーズに予約〜来院できた。 パリへの用事ついでに行ったのだが、フランスの開業医は普通のアパルトマンの1室に診療所を設けているケースが多い。 建物の下で部屋番号を押して

多文化ファミリー生活で感じること

ここ数ヶ月で感じたふわっとしたあれこれ。 フランスで私が常に関わるのはもちろん夫🇫🇷の家族がメイン。 日本では体験できなかった環境に身を置く今、日々いろんな文化の違いや自分の無意識な固定観念に気付かされることが多くて、自分の軸は残しつつも意識を変えていくことの大切さ、それには時間が必要ということを感じる。 家族たちの遺伝子的ルーツには フランス、スイス(義祖父)、イギリス(義母)、中国(義妹)、日本(私)がある。 義母は20代の頃にフランスへ来て、言葉や文化に大変苦労し

パリ五輪・パラリンピック、現地住民はどう過ごす?

さて、気づけばフランスに引っ越して3ヶ月半ほどが経過。 最近はイースターや不安定な体調&天候にわたわたしていたら、あっという間に4月になっていた!日本では新年度が始まって、環境の変化で忙しい方も多いのかな〜なんて。 ここフランスでは日々のニュースやSNS、公共交通機関のコントロール予告など、無頓着でもオリンピック関連の情報を目にすることが増えてきた印象。 時々拝見しているYouTube Ryoko Paris Guide にも最近こんな動画がアップされており、「ふむふむ

OFII(移民局)からの召喚通知がきた

2023年末に配偶者ビザで渡仏し、ビザ有効化の手続き以降なんの音沙汰もなかったが、やっと移民局からの召喚通知メールが届いた! すっかり忘れていたが、かれこれ2ヶ月半くらいかかっただろうか。早い人だと数週間で召喚通知を受け取るという例も見たことがあったので、本当に行政手続きの進捗具合は個人差が大きいなぁと実感。すべてはタイミングと運次第? まったく遅いよ〜と思いつつも何だかんだ安心&嬉しい気持ち。私はパリ郊外在住なので、同じ県にある移民局へ来るよう指示された。 事前に必要な

フランスでセルフヘアカラーしてみた

先週、ばっさり髪を切った。 根本以外に残っていた縮毛矯正とカラー部分を全てカットしたので、数年ぶりに完全地毛(癖強 剛毛 黒髪+若白髪)に戻った。 こっちでアジア人の黒髪は綺麗だと羨ましがられることも少なくないが、それはストレートかつ手入れを怠らない美髪の方にまかせておこう。 ということで、今回の目的は真っ黒じゃなくなる&数本ある白髪を目立たなくすること。 使うのは一般的なスーパーで買ったクリームタイプのカラー剤。 内容は日本のもの(Beautylabo, Lucid

初めてフランス人に髪を切ってもらった

移住後、初めてフランス人美容師に髪を切ってもらったので記録しておく。 多民族文化のパリ パリを歩いていると、日本のコンビニレベルでブーランジュリー、カフェ、美容室がひしめき合っているなぁと感じる。移民の多い国なので、各人の性質や趣向、信仰に応じたサービスが必要とされるのだろう。それを考えると日本はほぼ同一民族しか暮らしていないにも関わらず、美容室ひとつ取っても選択肢が膨大すぎて正直困っていた。まぁそんな違いに気づくのも面白いんだけど。 そういった意味では、フランスだとま

フランス移住後2ヶ月目の心境

フランスに移住してきて2ヶ月が経過。 今回移住することになった理由は、フランス人夫の家族問題。と言っても悪いことではなく仕方のないことで、別に嫌々来たわけではない。 フランス自体は、昔 両親がパリに住んでいたことがあるのと、大学でフランス言語文化学を専攻していたのと(卒業後フランス語はあらかた忘れる)、旅行で数回きたことがあるのとで、それなりに親しみは持っていた。 しかし今回は30歳にして初めての海外移住&ニート生活。 当初そこまで深く考えていなかった私は、一度くらいは