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推し映画館について語る5~シネ・リーブル神戸~

私の推し映画館、5館目は、いつも大変お世話になっています「シネ・リーブル神戸」さんです。シネ・リーブル神戸さんで上映される作品が好み過ぎて、特に昨年は、こちらでの鑑賞本数が一番多かったです。

推し映画館-5:シネ・リーブル神戸

テアトルシネマグループの、4スクリーンを有する映画館です。元々、神戸朝日ビルディングの地下2階の3スクリーンだったのが、2017年にシネ・リーブル神戸アネックスがオープンして4スクリーンになりました。神戸の観光スポット、旧居留地のど真ん中にある、レトロおしゃれなビルに入っている映画館です。初めて訪れた時はドキドキしたなあ。

毎月通っている、大好きなシネ・リーブル神戸さんの好きポイントを挙げてみたいと思います。

上映ラインナップ

こちらで上映される作品が、本当にツボなんです。行くたびに、館内の公開予定ポスターや、上映スケジュールのリーフレットを隅々まで眺めて、「ほんとは全部観たいけど、お財布と時間が…!」と、泣く泣く週1,2本に絞る…という日々を過ごしていました。

それくらい、私にとって、ラインナップが“刺さる”映画館で、まるでコンシェルジュみたいだな…と思っています。「次はこちらの映画はいかがですか、きっと素敵な時間を過ごしてもらえると思います」と微笑みかけてもらっているみたいな。(そういえば、シネ・リーブル神戸さんのって、ちょっと雰囲気がホテルっぽいな…)

「観たかった映画がシネ・リーブル神戸さんで掛かる~!」という経験は、たぶん鑑賞本数の4割くらいで。あとはラインナップを見て“面白そうだな、シネ・リーブル神戸さんで上映する作品なら間違いないでしょ”という絶対的な安心感を抱いて観に行ってます。そして毎回ちゃんと、素晴らしく、面白くて素敵な映画ばかりです。(私はいまだに、昨年「タロウのバカ」を観なかったことを悔やんでいます…)

今までシネ・リーブル神戸さんで観た作品を、年ごとに振り返ってみると、2017年。「ローマ法王になる日まで」は最高でした。

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2018年。この年、後述するTCGメンバーズカードに入会したので、鑑賞本数が増え始める。どれも良作過ぎました。なかでも「ヒトラーに屈しなかった国王」と「アラン・デュカス 宮廷のレストラン」は名作だった。

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2019年。特にこの年は神すぎました。「ビリーブ 未来への大逆転」と「RGB 最強の85才」はセットで観れてよかった!ルース・ベイダー・ギンズバーグがかっこよすぎです、女性にオススメしたい良作。「パリに見出されたピアニスト」も大好きでした。どの作品も、得るもの、学びがとても大きい映画でした。

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2020年。3月上旬までに8本観ていたので、今年は何本観るんだろう?と思っていたところでした。「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」の衝撃は凄かった。

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TCG会員特典

とにかくお得!毎回「こんなにお得に映画を観せて頂いていいのかしら…」と思いながら鑑賞するほどです。私は財布を持ち歩かない主義(スマホケースに集約)なので、カードは5枚に限定しているのですが、うち1枚はシネ・リーブルさんのTCGメンバーズカードです。クレカ、ICOCA、TCG。笑

年会費1,000円で入会できて、しかも1,100円で鑑賞できる特別優待券がいただけて。なによりTCGカードの提示で、いつでも1,300円で鑑賞できる!(しかも火曜・木曜は1,100円で観られる!)

神ですか…普通に観たら1,900円ですよ、600円も安い。しかも1,100円とか、2〜3食ほど安く浮かせる工夫をしたら、すぐにペイできる金額じゃないですか。なんという神。そのお得さと、ラインナップの素晴らしさに気づいた2018年から、こちらでの鑑賞がぐんと増え、同時にQOLも高まりました。

私のTCGカードはすずさんです!推し映画のデザインカードだと、より宝物感が高まりますね。Fateデザイン(限定)もあって、ファンの人は堪らんだろうな…と思いました。

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劇場内の風景

毎回、上映中の作品のコーナーが作られていて、そのこだわりっぷりが大好きです。世界観に浸れるし、スタッフさんの愛を感じる。「NO SMOKING」の時は最高でした。細野さん!!!

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スタッフさんのオススメPOP

劇場内に、公開予定のポスターが飾られているのですが、そこに書かれているスタッフさんの手書きPOPを読むのが大好きです!タイトルだけではピンとこなかった作品が、POPをじっくり読むと俄然観たくなってしまって、そのまま前売券を買って帰ることが何度もありました。笑 

たとえば「ウトヤ島、7月22日」は、POPを見てなかったら、たぶん鑑賞してなかったと思うんです。粗筋だけでは、ショッキングすぎて。でも、お勧めポイントを読んで、観るべき作品だなと思ったのです、しかも「ヒトラーに屈しなかった国王」のエリック・ポッペ監督作品だし。観てよかったです。

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他には、フードが美味しい!特にキャラメルポップコーンが好きです。作品とのコラボドリンクも素敵。隅々まで映画の楽しみに満ちた映画館です。

3月末から4月にかけて、こちらで観たい作品が、本当にたくさんありました。「イーディ、83歳 はじめての山登り」「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」「シェイクスピアの庭」「娘は戦場で生まれた」「ナイチンゲール」「ポップスター」そして「世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ」!めちゃくちゃ楽しみにしていたのに…悔しすぎる。

状況が落ち着いたら、本当に毎週、通いたいです。映画って一期一会だから、見逃したくない。そのためにも、今はぐっと耐えて、観たつもり貯金&「#SaveTheCinema」な支援をしていきたいと思います。

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