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バスに乗る練習をしました

視覚障害のある中学生です。

現在ロンドンに住んでいます。

今日、学校の歩行訓練で、バスに乗る練習をしました。

目が見えている人たちからしたら、バスに乗るのは簡単だと思うかも知れませんが、視覚障害がある私にとってはハードなのです。

私にとっては電車よりバスの方が、日本よりロンドンでバスに乗る方が難しいと感じました。

理由は次のとおり。

日本のバスだと行き先のアナウンスが少し外まで聞こえてくるけど、ロンドンでは聞こえない。
バスの番号が見えない。
などなどです。

今回は番号が見えないということを中心にお話しします。

ロンドンバスには番号がついていて、番号が見えないと自分が乗りたいバスに乗れているかわかりません。

そこで番号はバスの運転手さんや周りの人に聞くのが一番良いと習いました。

そしてもうひとつ運転手さんに聞くことが、車内アナウンスが機能しているかです。

基本的にどのバスにもアナウンスがついていますが、時々壊れていてならない時があります。

そんな時に自分が行きたいバス停に着いた時に、運転手さんに教えてもらえるように、アナウンスが機能しているか、していなかったら目的のバス停についた時に教えてもらえるか、あらかじめ確認しておくのが良いとのことです。

今日は実際にバスに乗って、降りるまでの練習をしました。

そしてバスの番号と車内アナウンスがなっているか運転手さんに聞きました

今回は両方オッケーでした。

運転手さんも、バスに乗っていた人たちも、優しい方がたくさんでよかったです。

運転手さんが、
「一人で席まで行けますか?」と聞いてくれたり、

隣に座っていた人が、降りるバス停に着いた時に教えてくれたりしました。

最初は少し緊張しましたが、無事に乗り降りできました。

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