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友人の子の不登校を解決した!

娘さんの不登校で悩んでいたお母さんから「学校に行けるようになった」と報告をもらいました。以前から話を聞いていたので、自分の子のことのようにうれしいです。

どうして急に行けるようになったのでしょうか。そして、なぜ私がこんなにうれしいのかご紹介します。

3学期から急に登校できるようになった


娘さん(中1)の不登校で悩んでいるお母さんから「うちの子3学期から学校行けてるの!ありがとう」とお礼を言われました。
前回会ったときはどんよりとした表情でしたが、とてもスッキリしたような笑顔でした。

何でお礼を言われるんだろう?なんて考えてすぐ、クリスマスの時期に娘さんと3人で立ち話をしたことを思い出しました。

「年末くらいにおしゃべりしたのが関係してるの?」と聞くと

「そうそう。急に学校に行くっていうから聞いてみたら、あそこで会ったお母さんの話が面白かったから行ってみるって」とのこと。

3学期が始まってちょうど2週間ですが、毎日登校できているようです。

不登校のきっかけは担任

不登校になったきっかけは担任の先生だと聞いていました。
その先生はたまたま息子(高1)が中3の時の担任だったので、私に相談してきたという流れです。
生活指導を担当するような体育会系の男性教諭で、よく言えば元気。
声のするところにその先生がいる、と分かるくらいいつも声を張り上げているんだそう。

息子が中学に入ったばかりの頃「すごい声の大きい先生がいるんだよ」「毎日誰かが怒鳴られている」と驚いて報告してきたのを覚えています。
やんちゃな子が多い学年だったので、私個人としてはビシッと言ってくれる先生がいて良かったと受け止めていたんです。

友人の娘さんはいきなり不登校になったのではなく「学校いやだ。先生いやだ」とSOSを発信していて、その話は入学してすぐのころから聞いていました。

決して悪い先生ではないのですが、ちょっと前まで小学生だった中1の担任を受け持つとギャップを感じる子がいたのかもしれません。

息子の場合は1・2年生の時に声を聞いてきて慣れたから、3年で担任になっても「また怒鳴ってる」とやり過ごすことができたそう。

親子と話した内容・かけた言葉

ばったり会っておしゃべりした時、学校を休んだ娘さんと一緒でした。

お母さんは「教育委員会に電話を入れたらいいのかな」と切羽詰まった感じだったので、私はそちらも心配に。

それに実際の現状を見ているわけではないので、正直何とも言えません。それでも多少かける言葉はあるかと思い、会話をしばらくしていました。

「先生は○○ちゃんに対して怒鳴ったことはあるの?」
「ないです」
「そっか。それでも聞いてると気分が良くないよね」
「うん」

「お母さんから聞いてたからうちの息子に伝えたのね、そしたら『あの人は1年の担任になっちゃいけない人だ』って言ってたよ」

「笑」

「うちはね、『今日も先生怒鳴ってた。元気そうだった。』『今日は大人しかった、具合悪いのかも』って毎日報告してたんだよ。」

「去年の3年男子もこんな感じだから『あーあ、また始まったよ』ってやり過ごせたら楽かもね」

こんな会話だったでしょうか。中身としては息子からのアドバイスを伝えた感じです。

去年の先輩がどう感じていたのかを知れたというのが、彼女にとって大きかったのかもしれません。

まとめ


育児に限らずですが、いつどんなことで立ち止まるかは誰にもわかりません。
うちも保健室登校を経験したことがあり、その時は保健室の先生に親子ともども支えてもらいました。
その時の経験があったから、少しは友人の力になれたのではないかと息子と喜びを分かち合っています。




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