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究極の非効率にチャレンジ

子どもの制作意欲って、とめどないですよね。毎日毎日、保育園から様々な作品を持ち帰ってくる年長児です。工作、折り紙、よくわからんセロハンテープに色付けした輪っかのようなもの(指輪らしい)など。そして、本人はできあがったものには興味はなく、それをつくる過程を存分に楽しむのみ、以上。日頃からせっせと効率化を目指し、アーティスティックな血のカケラもない(そういう家系、たぶん)私からすると、究極の非効率な時間の使い方と感じてしまいます。よって、ダイニングテーブルにそれらの山があると即刻捨てたくなってしまう(ゴメン息子)、悪い母親です。

この連休。何しようかとわくわくしていたところ、悪天のせいと、ここのところの感染者数の増加とで、出かけるゾー!おー!という予定を見合わせることになった。のんびりしたい気持ちも分かるけど、夫よ、5才児は毎日朝から元気120%なんだぞ。思いっきり寝坊してくる夫にイラっとしたので、午前中、思い切って子どもと近場のカフェに出かけた。ひとりであればノート書いたり、本読んだりしたいところ、折り紙を一緒にやる。月刊おりがみという本が息子のお気に入りで、そのなかでも難易度の高い作品にチャレンジ。今日は獅子舞とやらをつくった。む、難しい・・。完成を目指すのに、完成した途端それには興味をなくすのが面白いなぁと思う。ひとつやり終えたところで、彼は隣の文房具売り場を見に行ってしまった。

ふと横の席を見ると、数独をやっている年配の女性。ランチには早い時間だったけど、がっつりドライカレーを召し上がっていた。年金生活で、時間がたくさんあって、ひとりカフェで脳トレに励む。至福の時なんだろうな~と想像してしまった。一瞬羨ましいと思ったけど、本当にそうだろうか。なんだかんだ言って、子どもと楽しい時間を過ごし、夫の寝坊に小言を言いながらも、やっぱり時間は効率よく使いたいと、やりたいことや夢に向かって小走りしている今が、私の選ぶ幸せで、それでいいではないかとふと気づく、連休中日なのでした。

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