見出し画像

第22話 絵画モデルに挑戦

河野村での生活は穏やかで幸せでした。が、しかし、、、

ある日、当時の旦那さんが他の女性に宛てた手紙を見つけて、読んでしまったのですね~(ドラマみたいな展開)

そこで私は「がび~ん」とショックを受けた訳です。もう一緒にやっていけないと!(極端な性格ですね)子供2人と自分で生活して行こうと思い立ったが吉日、金沢の知人を訪ねました。その人は長年大学で絵画モデルをしていた人でした。事情を話して、仕事がしたいので紹介してくれないか?と持ち掛けます。そしてなんと、話が進み、引っ越す事になったのです。

きっかけは、元旦那さんが女性に書いた1通の手紙でした。

結果、それが当時の私の自立を促した訳なんです。

それから、大学で絵画モデルの面接がありました。

「静止できますか?」と聞かれた事だけ覚えています。私は静かに「はい」とだけ答えます。最初は週に3回午前中だけ。油絵や日本画の学生の人物画のモデルです。デッサンの授業では沢山の学生の前で裸になります。

私はその静かな時間が好きでした。学生が集中して書いている鉛筆の音が教室に小さく響きます。20分静止して10分休憩それを6セット繰り返して、午前中が終わります。そして、その働き方も好きでした。一仕事いくらかの報酬を頂いて、午後の半日は自由に使えたからです。

それでも、仕事がある時には午前午後と仕事をします。学生の書いた絵を見てると面白くて、物の見方には100人100通りの見方がある事を感じながら過ごしていました。

そこで気になる元旦那さんはどうなったかと言うと、、、

金沢に一緒に引っ越して、正社員で彼は林業をしながら、バンド活動を始めた訳なんです。今思うと昼間肉体労働をして、夜はバンドの練習に行ってというのは、過酷ですよね。

こんなふうにして始まった石川県での生活でした。石川県は住みやすくて友達も沢山出来ました~。今日もお読み頂きありがとうございます。

続きはまた明日~。

記事を最後までお読み頂きありがとうございます。自分が経験している事を記事にしています。内容が少しでも皆様の気付きや楽しみになれればそれ程に嬉しい事はありません。よろしければサポートお願いいたします。