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美容の勉強はどうやって続けるの?

この質問最近やたらとされます。美容の勉強の仕方 漠然と勉強なんですがいくつかに分けて説明します。先ずはお金を頂くプロになるまで

目指す美容の種類にもよりますが、通常は専門の学校に通います。美容師ならば2年間 エステ、ネイル、メイクなどは数ヶ月単位(学校により変わります)
ここで、学科(基礎知識、法律、衛生など)実技(美容技術)を学びます。

その上で、資格試験。美容師は国家資格、それ以外は日本では民間資格になります。

そして、アシスタント。
お店での修行になります。メインは技術勉強、もちろん接客技術も学びます。

この最初の働くお店がとても重要になります。
この店でのスキルが自分の基礎スキルになる。
この店でのプロ意識レベルがそのまま自分のレベルになりやすい。
この店でのスタイルがそのまま定着しやすい。

など、とても影響を受けるのが最初の働く店になります。

この働くお店に教育カリキュラムがそれぞれ存在しています。
しっかりとしているお店は、一人前になるまでのカリキュラムが完成していてそれに合わせて教育スケジュールもしつかりとプロットされています。
そうで無いお店は、オーナーの気分でコロコロと変わるお店や、デビューまでの道のりが提示されないお店も存在しています。
また、店内では教育はなく外部委託で勉強会が引かれているお店も存在しています。

どれもここまでの共通点があり、それに慣れている事で勉強に対して迷いが生じてきます。
それは、受け身での勉強カリキュラムです。

学生時代から、誰かが作成したスケジュールに合わせて勉強をしている。
その上で点数が、取得がとなっている事に慣れてしまい自分から調べて、求めていく行為に慣れていないのが特徴です。

お店での教育も一人前になりプロデビューをすると基本お店からの強制的な練習は終了になります。

ここからは自分で積極的に学ぶ想いが必要になります。

デビュー当初は、まだまだ出来ない技術やお店の先輩方の影響を受け学ぶ事に前向きになれます。

難しくなるのは、独立して独りサロン状態、時が経ちある程自分で出来ると過信する時期。
ここからが本当の学びスタートです。

1、改めて自分の求める美容家としてのスタイルを再認識
2、お客さまで一番オーダーが厳しく美容知識が高い方をベンチマーク
3、トレンド、知識(理論)、技術の3項目に分けて学ぶ
4、各項目ごとに先生(ネット可)を設定すること
5、サイクルとしてベンチマークしたお客様の来店ペースに合わせて勉強を   すること。次回来店までに各項目とも進化していうことが望ましい

大切なことは。プロとしてお客様に何をご提供するのか?
日々の活動の中で、求められるお客様へこの活動の中で得られたことを
ご提供させて頂くことがお仕事です。

勉強が目的ではなく、なにを追求するのか?
美容を目指したときの想いをあらためて思い出すと
そこにその答えがあると思います。

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