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フツーの世界

寅年、初出勤。まだまだお休み中の方が多い様子。通勤路はガラガラで実に快適だった。

2カ月前は出勤の車に乗り込んだ後、「あ、マスク忘れた~」と慌てて取りに戻ることが多かった。もともと必要性を感じていなくて義務的に付けていたので、よくマスクは忘れていたが、なんでこんなことしなきゃいけないんだと思いながらも、会社では一応ぶら下げてなきゃ具合が悪いなぁと感じていた。とはいえ、少しずつ、だが確実に、耳マスク時間は長くなっていた(笑)

今では、忘れたも何もない。ギリギリに車に乗り込んで、カバンの中にマスクがなくても、もう慌てる必要はない。だって、必要ないから。なくてもソワソワしなくなって、忘れたとドキドキすることがなくなった。実に爽快で快適だ。

実際、マスクはしていてもしていなくても、誰も何も言わない。本当は、していない人に対して心の底で何か思っているのかもしれないが、言わない。わたしがみんなに、「なんでマスクしてるの?」と聞かないのと同じだ。

みんなも一度外してみてほしい。本当はいらない・必要ない・意味ないって少しでも感じている人は、試しに外してみてほしい。それがどんなに「フツーのこと」なのか、思い出してほしい。そして、今がどれほど「フツーじゃない」のか気付いてほしい。

もちろん、化粧が面倒な女子やアレルギー対策の人、風邪症状がある人など、個別理由でマスクが必要な人は付けてたらいい。でも、それと同じように、付ける必要がない人は付けなくていい。

マスクを外してみても、驚くほど・・・世界は通常運転だ。マスクをしていない私とマスクをしているみんなが当たり前みたいに一緒に過ごしている。聞き及ぶほどの厳しい視線や罵声・注意の声など一切ない。

前回も書いたように、学校施設でのノーマスクはまだかなりハードルが高いが、できるところから自然にやっていって、なんとなく「マスクしてないのがフツーの世界」っていう空気感を出していけたらなと思う。(マスクしている人を見て)「あれ、マスクまだしてるんですか?」とか、「風邪引いたの?」とか、「花粉症?」とか言ったり言われちゃったりする世界に戻していきたい。

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