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9mmと15mm
以前作った杉の箱をinstagramで見たカクさんが、側板が9mmと教えてくださった。ものすごく前のことなのだけれど。そのことが気になりつつも特に機会もなかったのでそのままにしていました。
それで先月、クミタテに入居していた設計事務所が、現場でいらなくなった9mm板をもらってきたので自由に使って良い、と言われたのでチャレンジしてみました。13mmの貫板は買い足した。
作り方自体は15mmの時と変わらないので省略しますが、板が薄い分、釘打ちは慎重にならざるを得ませんね。
それで出来上がったのを前に作ったものと並べてみたのがこちら。
横にしてみたほうが印象の違いがわかりやすいですね。
写真手前側に見えてくる、板厚の存在感が全然違います。右の15mmはりんご箱というより茶箱に近い。左の9mmで作った方も、木口が見えてる妻板の13mmの存在感が結構あります。ただし持ち手の部分は9mmだと薄すぎて、指が痛いです。
この大きさなら全部9mmで作っても良いのかなという気もしてきます。制作がシビアになりますが。実際のりんご箱はもっと大きいのでそれで厚さの印象も変わってくると思いますが、実際どうなんでしょう。
こうしてみると、りんごの箱も茶箱も、その材料に合理的な理由とそうなった背景があるんじゃないかと思います。もし今大学生だったら細かく調べてそういうのに時間を費やしてみたいところ。
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