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アルコールストーブのベース

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去年あたりから山登りを始めました。適当なところでコーヒーを入れて半日とか数時間で帰ってこられるゆるいものです。ギアをいろいろ集めてしまっているのですが、お湯沸かすだけだしミニマムな装備を考えたときに、アルコールストーブにいきつきました。

とはいいながらもここ数ヶ月は雪とか花粉とかいろいろ理由つけて山に行くのを尻込みしてて、ただ眺めている状態なのですが、端材でちょっと土台を作ってみようと思い立ちました。

燃料を入れる部分の径が66mm前後、深さが20mmくらい。一番広いところが71mmくらいなので、ツバにかかる径の穴をルーターでどうやって開けようか考えてました。治具の寸法精度をどう出すか、とか。

でもって数日考え込んでていたのですが、手持ちのBOSCHホールソーセットをみてたら68mmが入っていることに気づきました。これでよくないかと思ったのでとにかくやってみたらピッタリ収まりました。材料は23mmくらいのヒノキ。以前スツールに使ったものです。

手順は単純で、中心決めて印をつけてホールソーで掘り進んでいくだけです。途中でホールソーが進まなくなったのでなんでかなーと思ってたんですけど板がホールソーの深さよりも厚いので引っかかるんですね。作業に夢中になってしまうと案外こういうところに気づかない。

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足りないのは数ミリなので、その分ノミでさらいます。裏側から掘った方が貫通させるのはラクではありますが、継ぎ目にバリが出て、処理するのが面倒なので同じ方向から掘っていきます。出口がささくれやすいので、裏に板を当てておきます。

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貫通したら耳を成型し、ペーパーで整えて、実際にはめ込んでみます。

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気持ち良いくらいにハマります。

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点火試験。おっかなびっくりで下に端材を入れてますが、ほんの少し浮くし、燃料MAXで30分くらいなのでこれくらいの時間なら大丈夫そう。それよりも、風に弱いのと、五徳がないので湯沸かしにはまだ使えない、かな。

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追伸。スノーピークのチタンマグがかなりいい具合に収まりました。日本酒が入っていそうな佇まいです。

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