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繊細さんの受難

受難というのは
繊細な気質ならではの
小さなダメージのこと。

どんな場面でダメージを
負うか、一日を振り返る。

予測できた受難

今日は宿泊で県外出張の日。
旅のお供は少しクセのある上司。

悪い人ではないのだけれど、
道中、繊細な気質が故にきっと
疲れるだろうと数日前から覚悟。

案の定というか、予想通り
行きの車内でまけまなは
サンドバッグ状態に…。

  • 上司の独り言

  • 高速道路での車間距離

  • 勘重視のルート案内無視

  • からの大渋滞突入

  • 停車→急発信の繰り返し

  • をナビが注意喚起

  • 上司の機嫌が悪くなる

上司に攻撃された訳ではないのに、
これらのことに対して
ひとり勝手にダメージを受ける。
まさに一人相撲。

覚悟はしていたものの、
それが狭い車内で何時間も続くと
小さなダメージは蓄積するなと
一人になった今ひしひしと痛感。。

越えられない気質

突然の衝撃に対する
ダメージは致し方ない部分がある。

ただ今回、予見していた
割と小さなダメージにも
耐えられなかった。

このことから自分の中で、
気質に対して我慢や対策は
〈ほんの気持ち〉程度なガードで、
ほぼ意味ないことを確信した。

こういう状況下で
「それやめてください」
と言えたら…と何度思ったか。

それすら言えないのが繊細さん。

言ったら逆上するような
上司ではない。

車酔いしている訳でも
何か作業している訳でもないのに
「やめて」という意味のお願いは
決して気持ち良くはない。

上司の心をモヤモヤさせると、
その雰囲気もきっと察して
自分自身が違った辛さを味わうなら
小さな辛さは我慢することを決断した。

対策は「集中できる環境を作る」

車の中という空間が特別で、
オフィスだとまた違ったのだと思う。

上司がずっと独り言を言っていたとしても
自分の作業に集中できれば、
決して気になることはない。

何かに集中することで周りからの刺激を
軽減させることが自分の身を守る
一番の策だと信じて止まない。

その対策も分かってはいたのに、
車内ではとても別のことに集中は
できなかった。

移動がメインの助手席って
そもそも選択肢が少なすぎるという。。

今日の中で一番楽だったのは
自分が運転するとき。

運転に集中できて、
助手席の上司の独り言は
ほとんど気にならなかった。

明日も長距離移動。
「まけまなが運転しますので!」
と言えるといいなー。

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