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監視・束縛は勘弁してほしい繊細さん

行き過ぎた「管理」



自身の経験も踏まえて、最近感じた話。
知人の優子さん(仮名)は今年新卒で、
まけまなの本職との関連企業に就職した。


素直でとても優しいのに、実は行動派。
自然が好きで絵を描くのが得意ときて、
低気圧に弱いという恐らくHSPな繊細さん。



優子さんの企業の社長である大悟さん(仮名)も
やり手の方で、元々は県外から移住してこられた
意識の高い方。ただ、恐らく非繊細さん。


優子さんは新卒ということもあって、
大悟さんの下で社会人のいろはを勉強中。



ある日、優子さんに絵描きの仕事を依頼した時、
後日、大悟さんから「勝手なことをしないで」
と言われた。



優子さんの性格は大悟さんも分かってて、
「人から頼まれるとNOと言えないから、
体を無理してでも受けてしまう」とのこと。


大悟さんの会社は農業系とあって、
イラストのお仕事を会社へ依頼するのは違うなと。



だからこそ優子さんにお願いしたのに、
「社員の体調第一」と「社員を管理する」
理由から断られてしまった。


人の会社のことなのでとやかく言えないものの、
正直、大悟さんの「社員思い」に対して
疑問を感じてしまった出来事だった。


許容範囲を超えた不自由さ



大悟さんは何かと管理したがるタイプのようで、
優子さん個人のSNSについても口を出すそう。



大悟さん自身は趣味やグチの発信がメインなのに
優子さんに対して文章の書き方やらを
訂正指示をしているんだとか。


優子さんは「勉強の一環」と前向きに捉えてて
素晴らしいなと感じる一方で、その不自由さには
共感できる部分があった。



SNSではないものの、まけまな自身も
形式的に上司やクライアントからの「確認」に
疑問を感じた場面があった。


こちらが確認してほしいのは誤字脱字を含む
情報の正確さであって、チェックしてもらう
あなた好みの内容にしてほしい意図は皆無な訳で。



赤ペンの訂正指示がもうメチャクチャな
内容を受け取った時には唖然するしかなかったと
優子さんの一件を見聞きして思い出した。


力を解き放つ



優子さんにはぜひ伸び伸びとできる環境で
良さを発揮してほしいなと思いながら、
大悟さんには優子さんを信じてほしいと思う。


我慢を重ねるとやがては爆発してしまうもの。
まけまなも、赤ペン上司の下にいる時、ひたすら
「報・連・相」が求められて辛かった。



転職をした先ではそんなこともなく、
自由が与えられた。


「あなたが重要だと感じたことを教えてほしい」



そんな上司に出会ったこともあった。
《見られている》と分かると、相手の考えを
ぐるぐると想像しすぎて本来の力が発揮し辛い。



相手との関係性で「やめて」と言い難い場合、
まけまなのように転職して環境を変えるのも手。


これを読んで思い当たる上司の方がいれば、
部下への当たり方について再考してもらえれば
嬉しい限りであります。

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