カール・マルクス「資本論」
❶物質代謝論「人と自然との循環」
100de名著 マルクス資本論
マルクスの考える社会の富
「空気、水、森、図書館、知識、文化、技能、コミュニケーション能力 など」
富が商品に置き換わって行っている
お金のやり取りになってしまうと、お金のない人は手にできない=豊かではない
「使用価値」
商品の交換 「価値」市場価格
人と物の価値の逆転「物象化」
★労働価値説 価値は商品を生産する為に必要な労働時間によって決まる
商品と富は別物
❷労働
「資本とは価値増殖の運動である」
G W G'
W G W
使うことより
剰余価値=労働単価 搾取
吸血鬼
労働者側の競争がある
1、自ら選んで働く(自由)
2、生産手段 無い
SNSがビックデータになる
選んで→買う
貨幣が欲しくなり、更に働く
自然を荒らす
資本という欲
歯止めのない生産、消費
1日6時間労働、週休3日制 サンナ・マリン氏 フィンランド
ex.趣味の彫刻がバンバン売れた→賃金労働者ではない
裁量権
❸疎外
仕事が嫌な事→疎外
イノベーション→より低価格、ハイスピード
『商品を安くする為に、安くする事によって労働者そのものを安くする為に労働の生産力を増大させることは資本の内在的衝動
資本家が儲かり、労働の搾取
マルクス「労働者の賃金は生活費ベースて決まる」
技術革新が労働者にもたらす「貧しさ」
マルクスが問題視していた「働かせ方」改革
資本家の為の労働になってしまう
「職人」の反対にあるもの
【機械は労働者を労働から解放するのではなく労働を内容から解放する】
「構想」と「実行」の分離
【ブルシット ジョブ】
広告業、コンサルタント、投資銀行など
ex.学校給食 自校方式=構想と実行の統合
社会を豊かにする労働
❹[コモン]の再生
誰もが必要とする富は共有財としてみんなでシェア
物質代謝論を基に環境問題
MEGA(Marx Engels Gesamtausgabe)
アソシエーション(自発的な結社)
最小の力の消費によって、自分たちの人間性に最もふさわしく、最も適合した条件のもとでこの物質代謝を行うこと
利潤優先の生産方式ではなく、使用価値(人間にとって役に立つこと)を優先に。
『協業と地球と労働によって生産された生産手段をコモン(共有財産)として占有することを基礎とする個人的所有を再建する」
ex.りんご🍎
生産物であるリンゴは個人所有OK
畑、道具、栽培方法(知識)はコモン(共有財産)
★社会の富をコモン(共有財産)として管理しよう
コモン型の社会=コミュニズム
「各人はその能力に応じて、(人々に与え)」
「各人はその必要に応じて!(人々から受け取る)」
カール・マルクス著 ゴータ綱領批判(1875)より
ex.スペイン
観光地であることで住宅(コモン)が民泊(商品)に転用され家賃が何倍かに高騰し人が住めなくなる
[オーバーツーリズムによって住人が追い出され商店も無くなった]
住民 バルセロナインコモン
住民が管理する住宅
スペイン 水道、電気が民営化
エネルギー貧困、水貧困
再公営化
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