「涙の女王」で韓国語初級を振り返る(後編)

昨日に引き続き「涙の女王」のセリフで「できる韓国語 初級Ⅰ」の振り返りに使えそうな例文をピックアップしました。前編(第1課から第10課)が裁判など堅苦しいシーンが多かったのに対し、後編はバラエティに富んでるかと思います。

前編と同じく、ピックアップしてみます。

근무 시간에 자꾸 이력서 이런 거 쓰시고 어디 면접도 보러 다니는 눈치입니다
勤務時間に履歴書を書いたり 面接に行ったりしてます

涙の女王 エ ピ ソ ー ド 9  09:22

この文だけ読むと、ただ転職活動してるだけみたいですが、エピソード9に至るまでに、ヒョヌが諦めず知恵を絞って状況を打開する人だとわかってるので、この一文で「転職活動はカモフラージュで、裏で何かやってるな」と伝わるのが面白いですね。

돈으론 못 살 경험이죠
お金では買えない経験です

涙の女王 エ ピ ソ ー ド 10 17:45

こちらも文だけ読むとわかりませんが、ヘインの母がヒョヌの姉の美容室にいるところを美容室の常連3人組に見つかってしまい、「バリやハワイは飽きたので」と強がってるところを想像しながら読むと지요(確認:~でしょう?)という文法のイメージも変わってきそう。

이렇게 잘하면서 왜 한 번도 안 했어?
料理が上手なのに 隠してたのね

涙の女王 エ ピ ソ ー ド 12 09:09

最後はこれ、直訳すると「こんなに上手なのに、なぜ一度もしなかったの?」となるわけですが、翻訳の方が上手に意訳してくれてますね。ここも、紆余曲折を経て二人がこんな会話もできるような余裕を取り戻したことが伝わってきて、好きなシーンです。

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