「涙の女王」で韓国語初級を振り返る(前編)
ようやく「涙の女王」を最終話まで見終えました。1話あたりも長いのに16話も続くのですが、最終話に向けての盛り上がりも面白く、例文を拾う作業む楽しめました。
個人的に気に入っているセリフを2つピックアップします。
저는 백두관 이장님 며느리 홍해인입니다
私はペク里長の嫁で ホン・ヘインと申します
自己紹介って韓国語を学び始めの人にとってすら面白みがなさそうですが、エピソード4で義父の選挙活動に駆け付けた時の単なる自己紹介が、エピソード1~3の気持ちの移り変わりがなかったら出てこなかったセリフという感じで、気に入ってます。
한때나마 가족이었던 사이가 아닙니까
短い間ですが 親戚だったじゃないですか
ホン家がペク家の世話になるときの会話で、このセリフの後に「スマホの普及率も 全国で最低レベルです。ご心配なく ゆっくりお休みください」と続くのですが、ここまで含めてペク家の温かい雰囲気が滲み出ていて気に入ってます。
「できる韓国語 初級Ⅰ」で学び始めると、아/어요が出てくる第9課まではドラマでは裁判官や弁護士しか使わないような固い言い方が多いのですが、それでも16話も見ていると、色々なところで初級Ⅰの前半で学ぶ初歩的な文法でも物語を支える重要なセリフとなっていることがわかります。
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