衝撃の1冊
雨の最中、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日はジーフー がドカーンときた1冊について書いてみます。
ワークシフト。 英語表記だと(題名にもあるように)「WORK SHIFT」
訳すと、「生業の動向」でしょうか。(各々好きに訳すよろし。好(ハオ)!)
リモートが増えている昨今、今までの中央(東京)集権的な働き方に一つのアンチテーゼともいるべき変化の様相を呈しています。
そんな最近の、その10年ほど前に今では中年のジーフー はとある経験をしていました。
ジーフー は大阪で働いていましたとさ。たこ焼きがとっても美味しかった。
入社前なんかはガッシャンガッシャンとうるさいくらいの音を鳴らしていたとある事業所でした。
そのわずか3年後、その土地は更地になりました。
何が起こったかというと、中国での事業所立ち上げと同時に日本の事業所閉鎖の動きが起こっている時代でした。
入社前や、新入社員のジーフー には想像もつかないような動きでございました。
それからしばらくして表題にある1冊を読んだ所、
(なるほど、そういう潮流があるんだな)
という感想と、自分のおかれた時代に対する認識度が深まった1冊でした。
その中には(詳しくは読んでね)、当時の日本人の1/5の賃金でインド人が雇える(ジーフー 1人当たりの賃金で、インドなら5人雇える)と書いてあったとかなんとか。。。
日本では九九を習いますが、インドでは20掛け20の世界で数字を習っているとのこと。
(敵う訳ない、、、)
確かChinaでは大卒の人はほとんど英語を話せる、
それに対して、
日本人の四大卒は
(あれ!?)
という人が散見されるような有様でした。
(就活生よ、あなたの面接官やOBは英語を話せない人がほとんどなので恐れることなかれ)
ジーフー は当時、某大手メーカーの設計者でしたが、語学はさっぱり、設計力も今1どころか、先輩社員に毎日3回は怒鳴られるのが仕事のような有様でした。
そんな有様のジーフー よりも圧倒的に少ない額でそれ以上のアウトプットを出してしまう人がライバルとして存在する、そういった状況に当時は薄々危機感を感じていました。
さらに、追い討ちをかけるように上司級(時期課長候補)の先輩が
「10年後、お前は確実にこいつら(中国人スタッフ)に抜かれてるぞ」
といったお言葉、、
当時はぼんやり
(そうかもしれないなー)
とか思っていたのですが、(その上司級の先輩は大阪の名門○木高校を出て、阪大卒の頭のきれる人)、年々その言葉が頭をよぎる出来事にいくつも遭遇していきました。
将来、世の中に自分の居場所はあるのか、団塊世代の介護をしていて自分の生活は成り立つのか???
(暴言失礼しました)
20代も後半に差し掛かっていたジーフー は今一度自分の人生というか生活について考え直すきっかけになった本でした。
あれから10年と幾年月。ジーフー は当時は想像もしていなかった時代を過ごしています。
当時の会社からは卒業し、新たな道を歩んでいます。
実は、当時の20代社員のほとんどは、現在その会社にはおりません。
社員10万人以上を抱えるいわゆるリヴァイアサンのような会社にも関わらず、です。
今でも、会社のみに帰属意識を持っている方にオススメしたい。
この本を読んで、「知らなかった」は無いようにしていただきたい。
ちなむとこの本の続編が、数年前に流行った「LIFE SHIT」です。
これからも幸せな過程を続けていきたい人には是非とも読んでほしい本です。
(当然、本が売れてもジーフー にはメリットはありません。。)
リモートが続く中、本について徒然なるままに書いてみました。
今日もカミさんにたらされているジーフー なのでした。
続く
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