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2500年前の愛妻家 晏嬰のご紹介

ジーフー はカミさんも当然のごとく好きですが、中国の故事や歴史も割と好きです。

小学生の頃に親が子供達向けに買ってくれた横山光輝さんの「三国志」にハマり、高校の授業では古文そっちのけで漢文(主に論語ですね)に興味を持ってきました。

そして三国志を中心に、その前後の歴史にも興味を持ち色々な人物を知る事になるのでした。


そして今回、ブログにて紹介する偉人はこの人


晏子(晏先生)


です。

誰かと言いますと、春秋時代の人(ちなみに漫画キングダムは春秋戦国時代の「戦国」の方に当たる時代なので、晏嬰さんはそれよりも前の時代の人)で、魚ではなく王様を釣ってしまう仙人、太公望の起こした斉の国の宰相(総理大臣みたいなもので、国で一番偉い王様の次くらいに偉い人)でした。


斉の国ではもう一人、「衣食足りて礼節を知る」で有名な管子がおりますが、晏嬰先生もそれに並び立つくらいの超絶人気の宰相なのでした。

サッカーで言うところのペレとマラドーナくらいの凄さです(伝わりますでしょうか、、)


色んなエピソードを持つ晏嬰さんですが、特にジーフー の好きなのが、結婚に対する考え方です。今回はそのエピソードをご紹介します。


みんな大好き晏嬰さん背は小さく(たったの135cm程度らしい、現代の小学生よりも小さい)、年も取っていたのに王様の娘さんに結婚したいと言われるくらいモテモテでした。王様も有能な部下である晏嬰宰相が好きだったのである時に言いました。


王様曰く「ウチの娘は若くて綺麗だから嫁にどうだ?お前さんの奥さんはちょいとばかり老けちゃってるし」


晏嬰応(こた)えて曰く「たしかに今はちょいとばかり老けちゃいましたけれど、若くて器量の好い頃もあったんですよ。

人間は結婚を決めた時にこうなる後々のことまで約束するものです。わたしも一度約束した以上はそむくわけにはいかないですよ。」


カッコいい!!


「そこに痺れる憧れるー」が当てはまるエピソードです。

とかく、男は若い娘に気がいってしまうかもしれず、ましてや王様の娘さんとなると王族の仲間入りをして絶大な権力が付いてくる時代に、色欲、権力欲に溺れることなくシュッとした回答をしています。

頭も良いのに、性根も素晴らしいなんて凄すぎです!!


そして何よりも奥さんへの深い深い愛情を感じられるエピソードです。


ジーフー もいつまでもカミさんとの仲を大事に、共に年月を重ねていきたいもんです。


「学びて時に之を習う」

でしょうか。ブログのおかげで時に之を習いました。

たまに晏嬰さんの話を思い出すと、見習うべき事が多く良い気分になります。


晏嬰さん以外にも魅力ある人がおりますのでまたの機会に紹介していきますです。


好々(ハオハオ)


つづく









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