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【ゲームレビュー58】「燃えろ!! プロ野球88決定版」カセットのデカさが気合のあらわれ

今回は、燃えプロ第2弾「燃えろ!! プロ野球88決定版」について書いていこうと思う。下記でも触れたとおり、今作は前作の問題点をほぼ解決してしまったことに加えて、新機能を導入した素晴らしいゲームに仕上がっていた。

仕上がり過ぎて、やり込みすぎて、燃えプロはもういいかなって感じになってしまった気がする。この後の続編は全くやったことがない。

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■ゲームとの出会い

ゲーム発売日に購入した。一般的なカセットに比べて高さがあり、なんかデカかった記憶がある。前回の二の舞を踏まないようにとの気合が実感できるフォルムだった。

■ゲームの内容

前作にあった、強打者のバントでホームランや、ファールの後はどこに投げてもストライクなど数々のバグは解消され、足が遅すぎる守備、かかり過ぎる試合時間なんかも改善されている。タイトル画面以外はほぼ違うゲームに変貌していた。

■バイオリズム

選手の生年月日が登録され、バイオリズムにより日々の調子が変わる設定が採用された。このバイオリズムの高低がかなり重要で、特に打つ方は、基礎データより、バイオリズムの高低で打順を決めていた。ただ、そのバイオリズムは、試合前には見ることができず、試合終了後か、投手交代や代打を送るときに、変更選手のみ見ることができた。なので試合前に調子の良い選手を確認するには、ペナントレースであれば前の試合のデータを付けておくか、先発を控え選手にして試合開始後すぐに代打を送りまくる必要があった。

■投球フォーム

このゲームで一番魅力的だったのは、当時のプロ野球選手を模した投球フォームだった。特に右上手投げ(確か左上手投げも)のデフォルトの一人が、桑田真澄だったのが良かった。当時アンチGであったが、桑田の投球フォームは高校生の時から好きだった。そのほかには、マサカリ投法の村田兆治、阪急ブレーブスのエース、山沖之彦、左横手投げの角三男、外人はたしか、ガリクソンの投げ方を模していた。

■まとめ

ほぼ完ぺきだったこのゲームで、少し気になったこととしては、バイオリズムの高低が極端だったことだ。どんなに無名で設定打率が低い打者でも、絶好調のときは、たいていの打席でホームランやヒットを打つことができた。そのため、ペナントレースの打順は自ずと調子の良い選手でかためてしまうので、日々で変わっていく感じだった。そうすると、思い入れのある選手ができにくく、ただゲームをこなしていく流れになってしまっていた。
でも、ほぼ完ぺきなゲームだったので、相当やり込んだ、そのバイオリズムもノートに付けて、次の試合の打順を決めていたくらいだ。たまに好調な選手が全然いないときなんかもあり、そんなときは苦しい采配を強いられていた。

遊びにきていただき、ありがとうございます。ネタが続く限り、更新して参ります!また、サポートのお礼のメッセージを3種類考えました。140文字以内なんで、大した内容ではないですが、最近やっているゲームやアプリのことを書きました。