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「ブリュートナー」がやってきた!

2020年 3月より学校の休校とともに

ピアノ教室もオンラインレッスンへと移行しました。


その時は、無我夢中で見様見真似で、日々改善、試行錯誤でした。

最低限の機材を準備しながら、レッスンの内容の充実を目指していました。

お教室の生徒さん、保護者の皆さんが、初めてのオンラインピアノレッスンを前向きに受け止めてくださり気持ちよく協力してくださったおかげで、通常通りのスケジュールでレッスンを進めていくことが出来たことに、感謝の言葉しかありません。

幼稚園、学校の再開が5月末にありましたが、

受ける側の子どもたちもオンラインレッスンに慣れてきたこと

学校、他の習い事、全て同時にスタートするには

負担が大きいのではないかと考え、6月末まで継続。

7月より、対面レッスンのリスタートとなりました。

再開するにあたり、

オンラインレッスン中に感じていた

「音へのこだわり」を指導者の立場として、どう捉えていくかが気になっていました。


オンラインでも、あれだけ頑張ってくれたこどもたちに

「対面レッスンだからこそ」の進化したレッスンが必要だと思いました。


どうしたら、いいのかなと迷っている最中

いつもピアノの調律でお世話になっている


「ピアノクリニック横山」の横山さんとお話する機会がありました。


「音へのこだわり」を貫いている横山さんの言葉は、私の漠然とした「音へのこだわり」の疑問を解決させてくれるものでした。

そして、ちょうど 「ブリュートナー」というヨーロッパの名器に出会うことができたのです。


その音を聞いた瞬間、そうだ!こういうことを伝えたかったんだ。。という気持ちでいっぱいになりました。

ちびっこが大勢の私のお教室に、果たしてこんなに素晴らしい楽器が必要なのか。。という不安な気持ちと

この「音の響きを感じられる感性を育てていきたい」というこれからも目標が同時に、頭の中を駆け巡りました。


結果としては

無事、お教室に2台目のグランドピアノとして

「ブリュートナー」を迎えることが出来ました。

(搬入までの紆余曲折は、またいつか。。)

7月からは、対面レッスンになった子どもたちが

久しぶりのお教室でのレッスンと

新登場したピアノに、目をキラキラ輝かせて


これまで弾けるようになった曲を思う存分聴かせてくれるレッスンとなりました。


このピアノの本当の素晴らしさ

この響きで伝えたかったことは、まだ、伝えられていません。


それでも、久しぶりに弾くお教室のグランドピアノを弾きながら

「音の響きに包まれる」感覚を味わってくれているかなと

子どもたちのやる気満々の笑顔を見ながら、ほっとした気持ちで

リスタートした7月でした。


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