BS世界のドキュメンタリー「北朝鮮“39号室”追跡 地下資本主義の錬金術」を見て
こういう番組を見ると、NHKってほんとうにありがたいなと、その存在をありがたく思う。
これはドイツ制作の、2020年のドキュメンタリー番組。
原題は、Bureau 39 - Kim's Cash Machine。
北朝鮮が外貨、主に米ドルを獲得するために、世界中にはりめぐらされたルートから集まったお金を管理している部署が、通称"39号室"と呼ばれると。
北朝鮮は表向きには認めていないが、Wikipedia もあり、アメリカをはじめとして、確実に存在するものと考えているよう。
番組内では、アルマーニの製造を受けている中国の会社がメーカー側には伝えずに北朝鮮の工場に製造を請負わせている件だったり、ベトナムの北朝鮮レストランの話だったり、ルーマニアに肉体労働者を派遣していたりの話だったりなど、いくつかの事例が紹介されていた。
そういえば、北朝鮮レストランの話は、こんな形で先月ニュースになっていた。
さらに、ハッカーの育成にも力を入れている話があり、ランサムウェア「WannaCry」も北朝鮮の仕業だとのこと。
その中で、面白いなと思ったのが数はかなり限られているが、北朝鮮にもIPアドレスが付与されているということ。
この、トレンドマイクロのブログで詳しく考察されているが、このブログはなかなか興味深い。
なおm、番組内の登場人物は、いくらアメリカが制裁をしたところで、さほど痛手は追わないだろいうと語っていたが、実際はどうなのだろう。
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