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NIKKOR 20mm F1.8G/#144

広角単焦点はいわゆる星景レンズとして捉えられる。なぜならその広い画角で空いっぱいに広がる夜空を収められるから。加えて明るいF値のおかげでシャッター速度を稼ぎISO感度を下げられる。さらに広角になるほどシャッター速度を遅くしても星が流れにくくなるのだ。

広角単焦点はその特性上歪みが生じる。それを可能な限り減らすための設計が施されている。まさにその画角のプロという言葉がピッタリと言える。

そんな20mmの広角単焦点について作例を交えてご紹介します。

20mmという画角は使う場面を選ぶ。グッと近寄ると湾曲が生じやすくポートレートや歪みを嫌う被写体には不向き。しかし広く写したい風景になると話しが変わる。目で捉えた以上の視界を与えてくれる20mm。まさに風景のためのレンズと言っても過言ではないほどだ。

このレンズを手に入れた理由は星が撮りたかったから。特に天の川への憧れが強く期待に胸を膨らませていたことを今でも思い出だ。このレンズのおかげで夜景撮影が楽しくなった。仕事終わりにカメラと三脚を担いで出かける日々の連続。新たな世界があると視点を広げてくれたレンズ。


 SUBARU(マカベ スバル)
鳥取県在住 / なにげない日常をテーマに写真を撮っている / 出張撮影 / 写真イベント企画  / 鳥取のPR活動も行なっている。
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