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「何が撮りたいか?」カメラとレンズの選択肢が変わる/#042

カメラとレンズ選びは永遠の課題であり、オススメは無いかと尋ねがち。毎年のように新製品が発表され性能も写りも飛躍している。ある程度の知識があれば、その違いを理解した上で自分なりの評価をして必要の有無を判断できる。しかし一般的なカメラ初心者〜中級者において、そこまでの判断は難しいと言える。

カメラとレンズ選びで大切なこと
“自分が撮りたいものを撮れるかどうか”

あなたが撮りたいものは何ですか?

果てしないカメラとレンズ選びの旅。広大な海原に何となくこっちが目的地かなと出港する。来る日も来る日も色んな波に揺られてどれが良いか分からない。そこに一筋の光が差し込む灯台を見つけるにはあなたが撮りたいものを考えると良い。

カメラとレンズにはそれぞれ特徴がある。それによって撮るものの向き不向きがある。プロが使うような機材は弱点が少なく何でも撮れてしまう。しかしその対価として非常に高額なものになる。一般的な人であれば可能な限り価格は抑えたい。

何を撮るのか?
風景、星空、動物、電車、飛行機、スポーツ、報道、物撮り、日常、モデル、友達、家族などジャンルは幅広い。
これら全てにおいて必要なカメラとレンズが異なる。重くてもしっかり撮れるものから軽くて気軽に撮れるものまで様々。

そのスペックは自分に必要なのか?

自分の撮りたいものが明確になると必要な機能と不必要な機能がハッキリする。
例えば風景撮影でじっくり1枚を撮る場合は高速連写は不要だ。家族や友人との日常を撮る場合は大きくて重たいカメラや望遠レンズは不要だと分かる。
何かを選ぶ時に最も大切なのは選ばれし1つを見つけることではない。必要ないものを切り捨てられることだ。
スペックが上がれば上がるほど価格も上昇する。限られた予算内で自分に合うカメラとレンズを見つけるためにも大切にしたい基準。

カメラとレンズに悩んだら一度立ち止まってほしい。そして自分自身に「何が撮りたいのか?」と聞いてみると、本当に必要なものが見えてくる。あなたにとって写真がもっと身近で自分らしさを表現できることを願っています。

SUBARU(マカベ スバル)
鳥取県在住 / なにげない日常をテーマに写真を撮っている / 出張撮影 / 写真イベント企画  / 鳥取のPR活動も行なっている。
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