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人と人を繋ぐ架け橋に/#274

共通の話題があると親近感が湧き、心の距離が一気に縮まる体験は多い。人は知らず知らずのうちに共通点を探すように相手と話し観察している。共通点がない場合や自身の価値観と異なる場合は途端に拒否反応を示す。それを心に留めておいえばいいものの、つい口にして周囲の共感を得ようとしてしまう。それが人らしさでもあるが、異なったとしてもそれを尊重できるほどの器を持ちたいものだ。

さて、趣味を長く続けるためにも時間とお金と繋がりが重要になる。特に繋がりから得られる人脈やチャンスは何事にも変えられない。人は1人では生きていけない。必ず誰かの影響を受けて影響を与える関係性。

新たな人と出会った分だけ、新たな世界への扉が開かれる。

その重要性や素晴らしさは、写真を趣味にしてから身をもって体感した。自分が暮らす鳥取県は若者の人口が少なく、共通の趣味になると途端に激減する。写真もそのひとつ。20代で写真が趣味と言える人は意外にも少ない。さらにその多くは繋がりが無くて身近な友人のみ。そこから輪が広がることは無く、むしろ徐々にフェードアウトしてしまう。

だからこそキッカケが必要。

そんな思いからコロナ禍以前は定期的にフォトミートを開催していた。そこで知り合った人どうしが、今後楽しみ続けるための橋渡しのような場を設けたい。そんな願いから企画していたのだ。しかし現状では大人数の開催が不可能な状況に。そこで少しずつ自分が遊ぶ時に声をかけるようにしている。よく遊ぶメンバーに+αで新しい繋がりをつくる。

そうすることで両者にとって良いキッカケが生まれる。あたらしい世界への扉の前まで誘導するような感覚。あくまでもキッカケづくりで、そこから先をどう歩むのかは委ねている。それくらいの感じがちょうど良いと思う。

写真を通して撮る喜び、学び広がる体験を人々に。
そんな架け橋になれるよう今後も活動を続けていきたい。


 SUBARU(マカベ スバル)
鳥取県在住 / なにげない日常をテーマに写真を撮っている / 出張撮影 / 写真イベント企画  / 鳥取のPR活動も行なっている。

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