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構図力で写真は飛躍する/#147

写真を上達するテクニックとして光、構図はテッパンの法則である。書籍やネット上にはこれらに関する情報が多く存在している。特に構図は写真の安定感を構築するうえで欠かせないもの。

日の丸構図、三分割構図、放射構図、額縁構図など、「構図」と調べればいくらでも出てくる。これらは作品に安定を与えると共に鑑賞者の視線を集約する役目もある。撮影者の意図や伝えたいことを具体的にするための手法のひとつ。より伝わりやすいための道標として構図は重要な役割があると言える。

構図を学ぶと陥りがちなのは、構図に当てはめて写真を撮るということ。最初に学ぶ場合であれば問題ない。しかしあくまでも手段のひとつであり、その構図で撮ることが目的になってしまうと本末転倒だ。自身が何に魅力を感じどう表現したいのか?それを伝えるためにどう構成するのか?その過程のひとつに構図がある。

構図の知識が最も反映されるのは写真を見るとき。自身が良いと感じた写真がなぜなのか?紐解くときに重要な役割となる。なぜ良いと思ったのか?光、色、構図、ストーリーなどなど、その構成要素を分解して読み解く際に大きな力となる。そこでの気づきが自身の撮影に新たな風を吹き込んでくれる。

構図を学んだら撮るのはもちろん、他者の写真を見た際に紐解く力としても有効に使うと世界がもっと広くなってゆく。そのためにも構図力を身につけることは自身の写真をより飛躍させるために重要なのだ。

自分が参考にしている動画と書籍


 SUBARU(マカベ スバル)
鳥取県在住 / なにげない日常をテーマに写真を撮っている / 出張撮影 / 写真イベント企画  / 鳥取のPR活動も行なっている。
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