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Nikonで撮るウエディング/#290

先日友人の前撮りを担当した。入籍フォトを撮って以来のお2人でこうして続けてお声がけいただくのは光栄なこと。今回はその一部を載せながら、Nikonのレンズ良いなと振り返りたい。

NIKKOR Z 24-120mm F4S

今回メインで使ったカメラはNikon Z6Ⅱ。レンズはNIKKOR Z 24-120mm F4S、NIKKOR Z 50mm F1.8S、NIKKOR 85mm F1.8Gの3本。

Z6Ⅱはオールラウンダーで暗い場面でも諧調を残しつつノイズも目立ちにくい。おかげで少し暗い環境や暗いレンズでも臆することなくISOを上げられる。そしてなんといってもZレンズたちの描写と逆光耐性には驚かされた。改めてそれを実感できた撮影さと言える。

NIKKOR Z 24-120mm F4S
NIKKOR Z 24-120mm F4S
NIKKOR Z 24-120mm F4S

そして今回の8割近くがNIKKOR Z 24-120mm F4Sで撮ったもの。発売当初から大人気で1本あれば間違いない優れもの。比較的小型軽量で望遠端が120mmであることも嬉しいポイント。撮影すると広角から望遠まで隙のない写り。ピント面はビシッと解像しボケは緩やかに馴染んでゆく。

NIKKOR Z 50mm F1.8S
NIKKOR 85mm F1.8G
NIKKOR Z 50mm F1.8S

時間経過とともに陽は傾き容赦なくレンズに強い光が入り込む。そんな時に試されるのが逆行耐性。旧式のNIKKOR 85mm F1.8Gは見ての通り盛大にフレアが発生している。対してNIKKOR Z 50mm F1.8Sはどうだろう。真正面に太陽を捉えながらもフレアの発生を抑えコントラストや描写の低下が少ない。これだけの違いが生じるのだから現代のレンズ性能がどれほど優れているか肌で実感できる。

NIKKOR Z 50mm F1.8S
NIKKOR Z 50mm F1.8S
NIKKOR Z 24-120mm F4S
NIKKOR Z 24-120mm F4S

Zレンズはその描写から虜になる。ピント面はキリッと解像してボケはなだらか。中心部から周辺にかけても解像度を保ち写真全体で忠実に写し出している。カメラやレンズにとって厳しい環境でもしっかり写る。これは機材に対する信頼へと繋がり、撮影時のパフォーマンスに直結する。

改めてNikonが作り出すレンズ群は驚くべき性能を有しているにだと実感した。


SUBARU(マカベ スバル)
鳥取県在住 / なにげない日常をテーマに写真を撮っている / 出張撮影 / 写真イベント企画  / 鳥取のPR活動も行なっている。

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