
「iRacingでの抜き方、守り方、勝ち方」(How to Overtake, Defend, and Win in iRacing)を読んでみて。
PC用のレーシングゲームiRacingでの勝ち方について書かれていた本を読んでみました。
そして、こんなニッチな記事なのに意外と反響があり、有益なフィードバックをいただきました。何か、追加情報や訂正があれば、本Noteへのコメントまたは下記Twitterに記載していただけると勉強になります。
練習もせずにこんな本読んだので、軽くまとめてみました。何かの参考になれば。
— MASK@iRacing (@Ninja400Tonai) September 1, 2020
「iRacingでの抜き方、守り方、勝ち方」(How to Overtake, Defend, and Win in iRacing)を読んでみて。|MASK @Ninja400Tonai #note https://t.co/8Rb7Z05OsZ
キンドルUnlimitedでタダで、ページもそこまで多くありません。評価も4つ星。興味があったところだけまとめています。私にとって参考になったところを↓
こんな風にしておきます。
グランツーリスモ含むどんなレースゲームでも同じことが言えるんじゃないでしょうか。※英語版なので私が解釈を間違えているかもしれませんし、この著者がどれだけ速いはわかりませんが、何かの参考になればと思います。
(1)勝利の芸術
・ミスをしない
・ドライバーとしての仕事は勝つこと。
・勝利への障壁は精神的な問題。
(2)&(3)オーバーテイク
基本的に、長い道でスリップストリーム(本書ではドラフトと言う言葉を使用)を使って抜いて、逃げること。
(4)逃げる
抜いた後は後方の車より速く走らないといけない。
もし、抜いても逃げきる能力が無いなら、例えば最終ラップの前のラップで抜け。
(5)なぜそれが有効なのか
iRacingのほとんどのシリーズが同一車種で戦うので、車種間の差がないため、スリップストリームが大変有効になる。
(6)スリップストリームの説明
前の車は風を押さないといけない。後方車両である自分は風を押さなくていいから速くなる。(このページを読むような方には説明不要かと笑)
(7)バンプドラフティング
オーバルレースで後者が前車のバンパーを押してより早く走る方法。(本当か?笑)ロードレースでは基本的に使われない。
この「本当か?笑」に対して、皆さんコメントをしていただきました。ありがとうございます。。参考のため載せておきます。問題があればこのページから削除します)
先行車の複数回進路変更に関してはリアルモータースポーツではペナルティの対象だと思います。蛇行して守っちゃダメよってやつです。
— SUMIO_iRacing (@IracingSumio) September 1, 2020
あとオーバルでのバンプドラフトはリアルでは行われているテクニックですね。
iRacingだとできるレースとできないレースがあるとかないとか
フォロー外から失礼します。
— Shim (@Shim46) September 1, 2020
NASCAR、特にSSWに限って言えば、バンプドラフトで物理的に押さなくても、超テールトゥーノーズで張り付けば前方の車も速度が伸びます。SSWではこのテクニックが必須です。じれて抜きにかかるとそのラインの速度が落ちるので、ライン変更するタイミングも重要ですね。
本には「バンパーにタッチ」って書いていたので、本当かな?と思っていました。
— MASK@iRacing (@Ninja400Tonai) September 1, 2020
前方の車の後方の気流の乱れを、後方車両が肩代わりしてくれているイメージですよね?
ということで、YESという回答をいただきました。
(8)オーバーテーク戦略
同じようなスキルを持ったドライバーと戦うときに有効。結局はメンタルの話が書かれている笑
(9)ディフェンス(守り)
・ブレーキを遅く踏む
・早めに曲がる
この本には直線状では進路変更は1度までって書かれてます。現状ではどうなんでしょう。Dクラスあたりだと、スリップ外しするために蛇行運転するドライバーがちょこちょこいるんですが。←この記事に対して、下記フィードバックが。
ストレートで蛇行する人がいたらプロテストすると認められますよ
— amaさん (@amago_jr) September 1, 2020
皆さん、気を付けましょう笑 私も、次回蛇行されて抜けなかった場合はプロテストをしてみようと思います笑
また別件で、ずっと速いドライバーを後ろに従えている場合はそいつを先に行かせるのが両者にとっていいと書いています。
ダイブボム(飛び込み爆弾)について
そいつから身を守る方法は一つでよけること。順位は落とすけどレースに残れる。
(10)勝利を学ぶ
以下が勝利のステップ(何個か省略)
a.予選で1位を取る
b.うまくスタートする
c.1コーナーで勝つ
d.ペースを設定する
a. 予選で1位を取る
いろいろ書いていますが、
・燃料をできる限り少なくする。
・予選専用セッティングを作成する
・天候を確認する(風がロングストレート後方から吹いてたら予選タイムが上がる)
・事前に承諾をもらって長いストレートで早い人の後ろにつく
・1週間を通じて予選に参加する
iRacingのシステムでこれはできるんですか?まだMX-5レースぐらいしかしていないのでよくわかりません。
b. うまくスタートする
これ、最近よく失敗するので参考になりました。
①クラッチを押してホールドしておく。
②1速に入れる
③スロットルを開ける
④赤ライト点灯から4秒数える
⑤緑になればクラッチを離す。
なぜ4秒数えるのか。ライトはプログラムされているからだそうです。
赤になってから緑になるまではランダムで4秒から7秒とのこと。4秒以降にライトが変わるので心の準備ができるみたい。
スロットル開度は、クラッチを戻したときに空転しないぎりぎりの回転数とのこと。
練習して!って書いてます。
c. 1コーナーで勝つ
トラックの内側が一般的に安全な場所。
内側にいれば、ダイブボムが来ないし、他車は外から抜いていこうとして、コースからはみ出る。(ほんとか?)
スタートポジションがどこであろうが、この本では1周目の1コーナーは内側にいることを推奨しています。
また、後方スタートで2台の接触や、1台アグレッシブなドライバーがいるとわかった瞬間に速度を落とす準備をしておくこと。
d. 一位からのスタート(1コーナーは内側に!)
ポールポジションとスタートの成功が1コーナー通過への大きなアドバンテージになる。そして、1コーナーでは内側にいることを勧めている。
岡山がいい例で、一位のグリッドが外側に配置されるので、ポールスタートが不利に働くことがあるとのこと。いいスタートを切って、内側にいかないといけない。外側にいたら押し出される。
岡山で2位スタートの場合は、いいスタートを切ることが非常に重要。
e. ペースの設定
トップに立ったらとにかく速く走って、後車に2位を諦めさせるか、諦めずに全力で走る過程でミスをさせろとのこと。
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おわり