iRacingを始めてからの6ヶ月間で後悔したことを書いていきます。
私のブログには、サイト維持やネタ収集、SIM研究のため、広告を含むページがあります。
はじめに
iRacingというのを知らない人にもわかるように文章を書きたいと思います。iRacingとは、パソコンでできるレースゲームです。2年で約1万円や1ヶ月約1000円のようなサブスクリプション型のゲームです。いろんなタイプのレースができます。雰囲気はiRacing公式がアップしているYoutube貼っておきました↓
このゲームをするために、一部レースが好き・ゲーム好き・車好きの方々は、車にあたかも座っているかのような体験をするために、ハンドルコントローラーやペダル、マニュアルのミッション、ブレーキレバーなんかを購入して、強固な金属製のフレームに装着したりしています。私もこんなものを組み付けてしまいました。
まったく何もない状態から、これらを用意すると、安く見積もってもパソコンだけで10万円、ハンドル&ペダルコントローラーで3万円、座る金属製の台(私たちの界隈ではコクピットと言う)で3万円、あとモニタを入れたりすると最低20万円弱が必要になります。
※パソコンを持っていたり、ハンドルを固定する台は、机で代用したりと、ハンドルコントローラーを購入するだけで始められる人もいるかと思います。
本気でやろうと思えば、パソコン15−20万円、ハンドル&ペダルコントローラー15万円〜、コクピット5万円、モニタ3枚またはVRとなり、40−50万円かかります。
20万円だとか50万円がかかるなんと高額な趣味にはなりますが、皆、現実のレースに出ることと比べてしまうので、「実車でサーキット走るより全然安い(車代、タイヤ代、遠征費、走行料金、ガス代)」となり、皆どんどん設備を増強して、最終的には宇宙船の中のようなディスプレイの数と、巨大な金属フレームが部屋の中にドンと鎮座するようになります。さらにはハンドルからのフォースフィードバック(振動とか)では、満足できず、エンジンの鼓動や縁石を乗り越えた時の振動を発生させるようなスピーカーや、さらには椅子自体が3Dで動くようなアクチュエーターを備えたコクピットを購入する方も。
ソフトウェアの話に戻ると、レーシングゲームiRacingは、実写さながらのシビアなバトルが楽しめるし、周りとの相対的な速さがわかる面白いレーティングシステムのおかげで、上位を狙うモチベーションができます。
iRacing、ここから登録してくれたらありがたいです。
後悔1
モニタは大切に扱っておけばよかった。
モニタ(というかテレビ)を甘い方法で固定していたため、倒れてしまって、破損してしまいました。処分するのがめんどくさく、今は冷蔵庫と壁の間の隙間に隠しています笑
私のTwitterのフォロワーさんたちも何人か、液晶の取り付けや、移動やらで割っています。多分、慎重にすればそんなことはないんだろうと思うんですが、多分、早く遊びたいとか早く取り付けたいというワクワク感から、モニタをハンコン用のコクピットに取り付けるのは、普通の液晶を取り扱う以上に破損リスクが高いんだと思います。
後悔2
iRacingのプラクティスで、しっかりタイム出せるようになってからレースに出ればよかった。
iRacingの場合、予選15分、レース30分程度と、事前のちょっとしたウォーミングアップに参加したりしていると1レースをするために約1時間消費します。
この1時間を有意義に楽しく過ごすには、自分が納得できる順位でレースをし続けることが必要です。
破損表現が必須であるので、例えば軽い接触をしてエアロの破損が入ると、タイムが1周あたり1秒以上落ちたりします。そうすると、後ろの車にどんどん抜かれ、1時間の幸福度は激減します笑
さらに、自分の未熟さから事故を発生させてしまうと、外人から
"You ruined the race!!"(お前がレースをダメにした!)
とか、チャットが飛んできたりすると、せっかくの楽しもうと思っていたのに幸福度が更に急落します笑
日本人にぶつけてしまった場合は、チャットや音声で面と向かって非難してくる人は少ないのでしょうが、それもそれで申し訳ない気持ちになります。
iRacingを6ヶ月以上やってきた感想ですが、タイムアタックのタイムと、レース結果にはかなり強い関係性があります。
タイムアタックが速いということは、コースを熟知しているということなので、ライバルよりも速い状態でも、スピードを調整してリスクをコントロールする余裕が生まれます。必然的にミスが少なくなります。
また、予選で高順位に付けるので、下位の順位のコース習熟に未熟な人のミスに巻き込まれづらく、比較的安全に1レース走り切ることができます。
ただ、始めた頃は、「レースしたい!」になるので、まあまあのタイムを出せるようになる程度でレースに出て、レース内で習熟していました。そうすると、安定した走りには程遠く、よく接触したりしてピットイン。1時間あたりの幸福度を下げていました。
iRacingは火曜から始まる1週間ごとに、レースが開催されるコースが変わるので、気持ちよくレースで1時間走るためには、土日やそれ以上前から次週のコースで練習をして、平日中の皆のコースの習熟度が低い時に走れば、気持ちよく上位入賞ができて、平日の貴重な1時間を有意義に使えるなと、最近感じています。
高いレーティングの方々のベストラップや、Twitterの方々の様子を参考にしつつ、高めの目標タイムを設定して練習ののちレースに参加するという方法をおススメします。(って言っても、初めはなかなか難しいですけどね笑
この記事、結構参考になるのでお勧めです↓
後悔3
もっと早くから始めておけばよかった。
2020年3月頃からコロナの影響が国内で出始め、在宅勤務が徹底された我が会社。初めのうちは、この常用の見通しも立たず、業務の対応をしており、「部屋の中でいかに楽しく過ごすか」ということよりも、目の前の仕事をいかに片付けるかに集中していた時期でした。
だんだん、仕事が落ち着き、いろいろ調べる時間ができ、じわじわと準備をして、ハンコンやハンコン台の発注の準備等でだらだら1,2か月かかりました。この期間も、楽しいんですが。
今考えると、さっさとこの時にiRacing始めておけば、よかったなと。私が始めたのは7月でした。
後悔4
初めから自分にとってベストな製品を買っておけばよかった。
これは単に結果論だと思いますが、初めの製品を購入後、途中からより良い環境で遊んでみたいという欲求が高まるようになりました。
私の中でのハンコンのランクのイメージですが、
ベルトドライブとダイレクトドライブで、まず二分。
ベルトドライブ
・お手軽なLogicool ハンドル、ペダル込みで3万円〜
・ThrustmastarのT-GT 8万円ぐらい?
・FANATEC CSL ハンドル、ペダル合わせて7万円〜
・FANATEC CSW ハンドルペダル合わせて10万円〜
の順に強力になっていくイメージ
※私のイメージですT-GTとCSLがどう違うかはよくわかっていません。
参考までに実際の価格はこんな感じ↓
ダイレクトドライブ
FANATECのダイレクトドライブ ハンドルペダル合わせて20万円〜
それ以上の強力なダイレクトドライブ ハンドルペダル合わせて30万円〜
上のリンクの「レーシングホイール/ホイールベース」に、ダイレクトドライブ(Podium DD1/DD2)も入ってます。
ある程度のいい大人になったので、初めからダイレクトドライブかと思いきや、ちょっとビビってCSWから始めました。私が購入したのはCSW V2.5で、バージョン2.5。V1やV2を得てV2.5となっているわけです。もう熟成が進んでいる(完了している??)と言えるのではと思います。
それから約6ヶ月、CSWと共に過ごしたわけです。まぁ、CSWだけで遊んでる限りだとそれで十分なんですよね。トルクも強く、反応もいいし、故障とも無縁でした。
2020年も終わり頃、「これまだ続けるな。」と思いました。そして、みんなが勧めているダイレクトドライブってどんなものだろうと気になっていた自分は、買ってしまうことに。
その結果、ダイレクトドライブの良さを実感。本当に結果論ですが、このCSWと過ごしてきた6ヶ月間を、ダイレクトドライブと過ごせなかった機会喪失と言えるかもしれません。
ダイレクトドライブ買って飽きるリスクを考えてCSWを購入したので、それはそれでよかったのかも。
一度買ってしまったCSWを売るのもそれなりに労力はかかりますし、その差分はコストなわけです。と、Twitter等でも買い替えるのも無駄だしコストかかるよとアドバイスをいただきましたが、どうせ買うなら初めからいいのを買うのがいいのですが、なかなか難しいですね。実際に比較できれば一番いんですが。
という話でした。
後悔5
ハンコンのコクピット設計の後悔はこちら
後悔6
このiRacingの時間を他のことに充てられた?
確かに、仕事に関する勉強とかそういう、ビジネス的なものにも充てられるんですが、やっぱりお仕事って何のためにやるかって言ったら、人生を充実させるためのものなので、お仕事は手段であって目的じゃないので…お仕事のことだけ考えとくのも何かなと。あと、基本家にいるの生活スタイルだから、家の中でできることに注力すべきかなと。ということで、あまり後悔はしていないということにしておきます。
もしかしたら後悔7になるかも
PCのスペックを高くしておけばよかった(仮)
多分、PCの更新はまだまだ先ですが、もしかしたらCPUやグラボのグレードをさらに上げたらiRacingのロードの時間が短くなるかもしれません。
VRをするときに多少の制約を感じていますが、2021年3月現在、はっきり言って今の所、現在の構成で大きな不満はありません。(Oculus Quest 2使用)
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