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【KLDマガジン】自分の手でもっと豊かな暮らしをつくりたい。KLDの立ち上げ。

KAWASAKI LOCAL DOORは、「川崎の"めちゃめちゃ面白いローカル"を楽しみたい。身近な場所でもっと豊かな暮らしをつくりたい。」という想いで立ち上げた非営利組織です。略してKLDです。

自分なりにまちの中でどんな一歩を踏み出せるかを考えて、このプロジェクトをやってみよう!と至ったのでした。

今回はそもそも自分なりにどんな意義を持ってやっているのか、またどんなことをまずスタートさせるのか、といったところをお話したいと思います。

家と職場を往復する日々に疑問

​サラリーマンとして”普通に”日常を送っていると、家と職場を往復する日々になってしまいませんか?

私自身、働き方改革が本格化する以前、過労死ライン超えが当たり前の忙しい職場にいたこともありました。本当に家と職場を往復するだけでしたね。疲れすぎて朝起き上がれなくなったり、ストレスで一日中鼻血が止まらなくなったり・・・それでなおかつ、関係性がどんどん閉じてきて視野が狭くなってくる(社会人としての能力が低下してくる)なんてことも。

せめて仕事に楽しく集中できていればそれでよいのですが、それでも、子どもが出来て休業したり、あるいは定年してもう職場にいかなくなってしまったら・・・。そんなふうに感じていたときに、身近なローカルで楽しく暮らすことができれば、自分の人生はもっと豊かになるんじゃないだろうかと気付きました。

だからこそ、自分が主人公になって身近な豊かな暮らしをつくっていきたい。誰かに求めて、してもらうだけじゃなくて、自分の手でもつくってみたい。​まちの中で自分が当事者になって、楽しみながら生活していきたい。自分の人生だもの。そう感じるようになりました。

ローカルに関わるには補助線が必要

​でも、いざ「ローカルに関わってみよう」と思っても、意外と目印になる補助線がありません。踏み出してみたいけど、何を見てどこに行けばいいか分からなかったりします。

私も長いこと非常に迷いながらローカルに関わってきました。まちのことって、あまり言葉にならない暗黙知なんですね。

また、社会課題や地域課題もそれなりに捉えられないと、なかなか実りのある行動になりにくいんですよね。身近でありながら、非常に奥深い分野なんです。

そんなわけで、KAWASAKI LOCAL DOORがローカルへの入口、つまり”ドア”の役割を担っていきたいと考えています。一緒にまちにダイブして、自分ができること、一歩を踏み出せることを探してみませんか?

そんな団体を目指していますので、何か感じることがあったらぜひご連絡をくださいね。

豊かな暮らしをつくっているプレイヤーの情報を発信

ところで川崎のまちのなかには、色々な課題を見越して、新しい時代に必要なことを自分の手で積み上げているプレイヤーがすでにたくさん活躍しています。

彼らは必要があればお金を稼ぐことともしっかり向き合い、安定的に事業を経営しながら、地域課題を見据えつつ豊かな暮らしをつくってくれています。WEBサイト上では、そんな彼らを取材した記事を発信しています。

そのようなすごいプレイヤーも、誤解を恐れずに言えば、決して私たちと別次元の人たちではありません。課題から目を背けず、自分と人のために豊かな暮らしをつくろうと、早くから一歩を踏み続けて少し先に行ってくれている人たちなのです。

KAWASAKI LOCAL DOORでは、そんなプレイヤーの情報を発信して応援しながら、”豊かな暮らしをつくるために自分たちがどこを目指すべきなのか”というベンチマークとして体感してもらうことも目的の一つにしています。

また、このnoteのマガジンではそれとは別に、もっと専門的(マニアック)な視点から掘り下げていった記事も書いていきます。

視察対応の料金を標準化し施設の負担を削減

もう一つはじめたことが、上記記事で紹介している施設の視察対応の料金を標準化することです。

実はローカルで先進的な施設あるあるなのですが、ちょっと流行ると視察が殺到して本業に差し障ってしまう、という現象が起こったりするのです。

そこで、視察をご希望される方には、「お金を払ってでもノウハウを学びたい」というくらいのお気持ちがある方に限定させていただき、視察の時間を受入側も含めた両者にとって有意義な体験となるようにすると。さらに、お金をいただくことで、地域に再投資がされることにも繋がるわけですね。

視察の有料化は、視察側・受入側・地域の三方良しとするために必要なことなのです。なので、その点でのお手伝いをKLDでさせていただいています。

さらに今後はノウハウなどを貯めながら別事業も検討していきますので、よろしくお願いいたします!

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