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塔ノ岳でトレラン練。表丹沢ラウンド。変化に富んだ良コース!

50歳になったので100マイラーを目指してトレーニング中のナカガワです。東京が猛暑日で沸騰しているなか、少しでも涼しく少しでも近い山へということで、塔ノ岳を中心とした「表丹沢ラウンド」へ行ってきたので紹介します。

塔ノ岳は標高1,491mなので、理論上は都心より10℃ぐらい涼しい。
tenki.jpの登山天気予報でも山頂は25℃の予報だった。

翌日の予報 同じく山頂は25℃


コースはこんな感じ。

距離はもう少し少ないです。21kmぐらい。
珍しくGPSが飛びまくってて距離が多めに表示されてます。

累積標高も画像のジオグラフィカは多く出がち。Garminの記録によると+1,787mでした。

大倉を起点にし、三ノ塔、塔ノ岳、鍋割山と人気の3山をめぐり最後には二俣でドボンあり!という贅沢コース。

林道走り、急登、岩場・鎖場、尾根歩き、渡渉、と盛りだくさん。
変化に富んでいて楽しいだけではなく、脚にも心肺にもしっかり刺激の入るコースです。

山小屋も多数あるので補給、トイレともに安心。

GPXデータ等ルートの詳細はヤマレコ、ストラバへ

暑いけど自宅のある中野坂上から1時間で行けてしまうのでバイク移動。
秦野丹沢スマートICができたのは大きい。高速をおりて5分で着いちゃう。

途中海老名SAでお蕎麦としらす丼を食べて当日カーボローディング。
ここのお蕎麦、けっこう美味かった。しらす丼も。

大倉には7時過ぎに到着。駐車場は8時から。
困ったー。と思ってたら「バイクは無料だから横から入っていいんだよ」って隣のおじちゃんが教えてくれた。サンキューおじちゃん。バイクで来て良かった。

身支度を整え、スタート。
まずはみんなとは逆の方向、秦野戸川公園の「風の吊り橋」なる橋を渡る。

そこから牛首までは林道登り(脇には登山道もある)。
ここは2.6kmで363m登る。勾配は14%。走り続けるには結構しんどい鍛えられる登り坂。

ちなみにここで9月に「牛首えんでゅ〜ろ」なるレース?がガチオさん主催で開催されるらしい。


牛首を通過すると三ノ塔までの鬼急登が始まる。
こちら2.07km で+567m。勾配は 27%。かなりキツイ。

このコースの良いところは林道で心肺に刺激を入れたあと即、脚に刺激を入れられるところ。

あと人が全然いない。この日は塔ノ岳山頂も人がすくなかったから全体的に少なめなんだろうけど、とにかく人に合わなかった。山の日だっていうのに。

三ノ塔へ到着。ここまでで約6kmで+988m。スタートして1時間半で約1000m上昇という激坂コース。

しばしここで小休憩。
そうそう。今回、Twitterで長野県警さんが教えてくれた自作経口補水液を試してみた。

砂糖の代わりにパラチノースを使った。

塩が入るとたしかに甘いだけのスポーツドリンクではなくなる。なかなか良かった。

水だけ飲んでると水中毒というか、なんか気持ち悪くなって飲み続けられなくなるよね。あれなんなんでしょ。

あの感覚もなく最後まで美味しくいけた。お試しあれ。

予備用 この中にパラチノースと塩が1回分入ってる

三ノ塔からはこのルートのご褒美タイム。岩場をアップダウンし鎖場を乗り越えていく。

この感覚はメインルートのバカ尾根(大倉尾根)にはないので、こちらを通ったことがない方はぜひとも挑戦してほしい。ヤビツ峠からならそんなに高低差もなく時間もかからない。

お地蔵さん、暑そう

行者ケ岳を過ぎたあたりからガスがでてきて直射日光を防いでくれた。涼しい。

塔ノ岳から約1km手前には木ノ又小屋の氷の誘惑が。

こんな広場あったっけ?と思ったら大日小屋があったところだ!あれまー。

塔ノ岳につく頃にはガスが晴れて青空が見えていた。むしろ暑い。

尊仏山荘で水とお茶を補給。ちなみに今日は500mlのソフトフラスコx2+1Lの予備水を持ってきた。まだ余裕はあったけど念の為補給しておいた。

食事はパン。パンはパンでも惣菜パン。惣菜パンってカロリーのコスパが半端ないのよね。

安いし軽いしハイカロリー。
160円+248円=約400円で835kカロリー。すごいでしょ。すごいのよ。

カロリー当たり価格で言ったらあの高カロリーでお馴染み、トレイルバターのなんと1/4以下。コスパ良すぎ。

ちなみに柿ピーも、低価格、高カロリー、軽量でオススメ。入手しやすいしね。

逆に普段のお昼がこういう食生活の方、要注意ですぞ。太る。

コーンが寄り弁になってた

塔ノ岳から鍋割山までは気持ちの良い尾根歩き。途中にトカゲさんたちが見え隠れ。鮮やかな色してるよね。カワイイ。

鍋割山からはやや急な下りを駆け下りたら最後のご褒美、ドボンタイム。
僕はサウナについている水風呂に入れないぐらい全身知覚過敏みたいなセンサーがついてるので全身ドボンはできない。

頭や腕、脚を冷やしまくった。
ちなみに登山の常識では靴はゴアテックス(防水)だけど、トレランの常識は非防水。

水が入らないことよりも水はけの良さが求められるよね。
※冬は違うけど

いつの間にやら鍋焼きうどんは1500円に


カラダを冷やしたあとは最後の林道ジョグ。5kmほど走ると大倉に到着。

ゴールはウィルキンソン炭酸レモンで乾杯。こういう時はコーラでも麦茶でもポカリでもなく炭酸水なのよ。しかもレモン。わかってる〜。生き返る〜。

ちなみに、ウィルキンソンは大倉バス停の売店入口脇にある自販機には売ってません。後ろの駐車場入口ゲートのほうの自販機になぜかひっそりと売られているのです。

なので売り切れてなくて助かった。

塔ノ岳は今回で12回目。これまでで一番楽しいコースでした。
かなりオススメです。お試しあれ!

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