見出し画像

世界は思ったよりずっと優しかった。

ありがちなタイトルだけど。

得意分野は縁。

いきなりなんやねん。な見出しをつけたわけですが、「あなたの自慢は何ですか?」と聞かれると真っ先に思い浮かぶのが「人に恵まれている」ということ。

これまで難儀したこともそれなりにあったけど、むしろ、今も難儀することもあるものの、出会う人はほぼと言っていいほど素敵な人ばかりだから、やっぱり私の自慢出来ることは「人との縁」なのではないかと思う。

一番の奇跡。

間違いなく、Jujuねーさんと会えたこと。

これがなかったら、私はきっとこの年齢どころか成人すら出来ていなかったんじゃないかと思う。

それなりに齢を重ねて、自分も親の立場になってみたら、まだユルい時代だったけど小学校卒業の記念と言って夜にメジャーのバンドとは言え電車で1時間以上かかる場所に1人で行かせたな。と思う、うちの親www

【余談】それだけ無関心だったってことか?と思うけど、最近増えたアビリティ「レッツ、ポジティブ」を発動させて「信用してもらってた」って解釈を書き換えた件。というより、一々その辺りを考えなくなった。

そこでねーさんと会って、そこから本当に私の人生変わって、無条件に自分が存在してもいいと少しずつ思えるようになって行った。

ねーさん夫婦。

ねーさん達とは結構年齢が離れていて、社会人の中に1人義務教育真っ只中の子供。

今考えても、よく面倒を見てくれたよね。と思う。感謝してもしきれない。第一の奇跡。

ねーさんは事あるごとに「ずっと妹が欲しかったから、諦めてた夢が叶ったんだよ?すごくない?きーちゃんは天からのプレゼントやと思う」と言って、私が思い描く母親から教わるであろうことを全部やってくれた。後旦那さんとなる当時の彼氏だった(便宜上)兄も、普通なら嫌がりそうなものを嫌がらずに一緒に大切にしてくれた。

これが第二の奇跡。

「色んな家庭があるから両親の元に居ることが絶対の幸せだとは思ってない。けど、まだ未成年で中学生やから、聞いて貰えなくても一度親御さんに今いる家を連絡しておいで」と兄に言われ、一度実家に帰った。

予想していた通り、両親は今私が過ごしている所にまったく関心がなく、その頃にはもう慣れたつもりだったけどやっぱり両親から関心を持たれていない。という現実は中学生にしたらとても悲しく、寂しく感じた。

実家に帰って居場所を知らせた日の夜、兄は「よく頑張った」と言って、姉と師匠に内緒でケーキを食べに連れて行ってくれた。

親から見放されていた私にとって、両親であり心強い兄と姉。

ねーさんは私のことを「天からのプレゼント」と言ってくれたけど、ねーさんこそ「天からのプレゼント」だと思う。

2人の師匠、真ちゃんとばーちゃん。

第三の奇跡は師匠2人と出会えたこと。

目には見えない世界が身近にあったけれど、時代だろうか自分が見えたり聞こえたりすることを話しても信じて貰えないどころか、憐れみの目で見られるならまだマシで、結果、全生活において孤立した。

この世界に自分は居てはいけない存在だと、小学校生活6年間でしっかりと刷り込まれてしまってその洗脳が解けるまで、ねーさん達が居てくれていたと言うのにかなりの時間がかかってしまった。

真ちゃんとは実は小学校一年生の頃に少しだけ関わっていて、その時から私の見たり感じるものを信じてくれる唯一の人だったけど、準転勤族だった父親の仕事で引っ越ししてから会えなくなってしまった。

けど、ねーさんに会った日、ねーさんが真ちゃんを連れてきた。第三の奇跡。
特にこの第三の奇跡は本当に出来過ぎていて未だに奇跡だと思う。

そして、再会した真ちゃんは目に見えない世界と身近な仕事をしていて、自分の感覚を持て余していた私にその感覚と上手に付き合う方法を教えてくれるようになった。
真ちゃんのお師匠さんが、真ちゃんの祖母ばーちゃん。
ばーちゃんは、これまた私が居ることを嫌がらずに真ちゃんが教えてくれることに補足して色々と教えてくれた。

私の家族。

ねーさん夫婦と師匠と私。
とっても不思議な縁で繋がった私の家族。
未だに、血の繋がった実家の家族よりも家族という感じがする。
実際に、家族だと思う。
血が繋がっていなくても、家族という形は成立すると思ってる。

自分でもびっくりするくらいネガティブで、外の世界に怯えて、びっくりするくらい自己評価が低く、この世界に存在してはいけないという思い込みと、つきまとう希死念慮。
今思うと中学校に上がった時点で、今で言う立派なメンヘラーだった私。

血縁の家族でも大変だというのに、ねーさん達は私を面倒見て育ててくれた。
そして、今も、氣にかけてくれるし一番の味方でいてくれてる。

私の生涯の運全てここに使い込んだんじゃないか?って一時期は思ってたけど、
最近になってここで使い込んだんじゃなくて、この出会いが私の初期ステータスで、ここからいくらでもレベルアップさせていくことが出来ると思うようになった。

そして、自分が望めば、自分が思い描く以上に魔法のように奇跡に出会えると信じられるようになった。

メンヘラ歴の方が人生で遥かに長い時間を占めているけど、こうして成人して新たに家族を作ることが出来たのは、
ホント、ねーさん達のおかげだと思う。

だから、まさしく、私の「人生を変えた出会い」はねーさんと出会えたことなんだ。



#人生を変えた出会い #誰が興味あんねん
#雨龍魔法雑貨店


いただいたサポートは、マクラメ・精麻飾り作製のために使わせていただきます♪