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出産直後に転職活動した結果、フルリモートワーカーになった話

子供はかわいいけど、仕事もしたい。子供のためにも、働きたい。だけど転職するのは勇気がいる…。

今日は、こんな気持ちを抱えつつ、出産したての0歳児を連れて、あろうことか転職先を決める前に退職を決めて転職活動をやってみた私が、フルリモート勤務の会社に勤めることになった顛末&やってよかったことを書いてみたいと思います。長くなりますがお付き合いください!

「子供 0歳 転職 働きやすい環境」検索をしまくり転職を悩んでいた

我が家は夫が長年自宅勤務をしているフリーランス。上の子の出産を機に、郊外に引っ越しました。今は2人目の子供にも恵まれて、4人家族です。
1人目が生まれた後も、夫の多大なる育児参加と引き換えに、私は都心での仕事を継続していたのですが、家庭と仕事の両立にあたり、転職はずっと悩んでいました。
幸運にも2人目の妊娠が分かり、そしてそのあとに発生した新型コロナウイルスの流行があり、「転職したいなぁ」という気持ちが「転職せねば」という気持ちに変わっていきました。
ニュースで毎日のように不況が叫ばれる状況の中、安定した正社員を辞めるという判断が正しいのかは、わからなかった。
でも、10年以上同じ会社に勤めていて、もうやれることはやった、という気持ちもあったし、働きながら子育てするにはハードだったこともあり、やっちゃえ!という気持ちで転職活動をスタートしました。



子連れ転職、内定率「1%」は本当か。実際にやってみた。

内定率1%とは
活動開始時は、まずは大手のエージェントに登録してみました。
「3歳の娘に加え、0歳の息子がいて、下の子は保育園に入れるかはまだ未定です。働けるエリアも限られてしまいます。自分の年齢も加味して、内定が出る可能性は現実的にどれくらいですか??」
そう聞いたとき、電話口のコンサルタントの方は、
「今はコロナ禍で、転職希望の方も増えているので、普段2,3%のところ、1%くらいになってます」とおっしゃいました。(※2020年秋・冬時点)
確率、低っ!!!と思いつつ「ですよね。」と前向きに受け止めました。
内定率1%は本当なのかという話なんですが、私の場合は、実際にやってみた結果、残念ながら本当に約1%でした。情報は本当だった…(笑)
でも、これがすべてじゃないんですよ。正しいけど正しくない。
知人で同じく子供0歳、3歳の女性は、すごく少ない数への応募で正社員への転職が決まっていたし、一社受けて一発で転職を決めていた先輩ママさんもいました。スキルや経験があれば、たくさんの内定から選べる方も、たくさんいらっしゃると思います。
子供がいての転職については、未だに門戸が狭く、好条件の会社を選ぶことは難しく、厳しい現実もあると思います。
でも、チャレンジせずには、チャンスをもぎ取ることはできない。あきらめずトライすれば、ご縁もあることをここで強くお伝えしたいと思います。

実際の転職活動の状況

当然ながらすべて理想通りの環境を得るのは難しいので、譲れない条件とそれ以外を決めて、あとは応募の幅を広めるべく、自己応募にも積極的にチャレンジ。エージェント、定番の転職サイトだけでなく、WantedlyやGreen等、ベンチャーが集まる媒体も積極的に見に行きました。
不幸中の幸いだったのは、コロナ禍により全面接がすべてオンラインだったこと。生まれたてほやほやの子供を置いて外出するのは大変だったので、面接が家でできたのは本当にありがたかった。オンラインツール偉大です!

CASTER BIZ recruitingとの出会い

現職のCASTER BIZ recruitingには、Wantedlyで出会いました。
エントリーしたあと、とんとん拍子で内定まで進んで、
それまで苦戦していたので、全然無駄がない進捗を逆に怪しみました(笑)
メールのやり取りだけだったので、内定の温度感が良くわからなかったというのもあり、不安でもありました。
それから、前職は、なんでも紙ベース、リモートワークが難しい職場環境だったので、いろいろ馴染めるかも、やれるのかも半信半疑でした。
でも、今できる転職活動はやり切ったし、これもご縁かなと思って、入社を決めました。

フルリモートという働き方

初心者でも、大丈夫。

半信半疑だったフルリモートワークですが、全員がフルリモートでも成果は出せる、というのが、働いて3か月くらいの率直な感想です。
もちろん、人と人のやり取りなので、「あ~、今すぐ会ってお礼を言いたい、電話で今すぐ謝りたい…」などと思うことはあります。でも、主にSlackやZoomの力を借りることによって「直接会えないデメリット」は極限までなくなっていると思います。
私自身は前述の通り、リモートワークと正反対みたいな文化の会社から転職しました。Slackもチャットワークも、Zoom会議も初めてで不安しかなかった。
でも、リモートワークそのものが新しい働き方なので、初心者が多い今は、始め時ともいえる。やってみれば何とかなります!

ちなみに、そして身内自慢みたいになりますが、(たぶん)自分よりだいぶ若いメンバーも積極的に頑張っていて、仕事もできて、会ったことは無いけど、心からすごいなあ…と思う日々。
いろんな人がどんどん活躍していて、日進月歩で物事が進む感じは、ベンチャーな雰囲気なんだけれども、相手を褒める文化があることや、バックグラウンドや居住地に関わらず活躍できる環境があるのはなんとなく親しみやすくて、会社の良いところだなぁと思っています。

フルリモートワークでワーママやってみたメリット・デメリット

フルタイムで勤務しているのもあり、保育園への送迎なども含めて、タイムスケジュールの時間的余裕はゼロ!!
これはリモートワークじゃなかったころと残念ながら変わらないところです。
ですが、前職と比較して労働時間は1時間増えているけれども、フルタイムで働きながら保育園の送迎を自分の手で行うということができるようになりました!今までより早めに子供の顔を見られるのが嬉しいです。
それと、実はこれを書いている今、下の子が熱を出して保育園に行けず家にいます。
「子供の体調不良で欠勤言い出しづらすぎて辛い」はワーママあるあるだと思うのですが、状況が許せば最悪、こういう勤務もできるというのはフルリモートの強みで、本当によかったなと思うところです。
逆に言うと、そんな状況でも働けてしまうので、そこに「働きづらさ」を感じる方もいるかもしれませんが、居住地の兼ね合いで都心に出られない方や、様々な事情で家で働きたい方にフルリモート勤務は本当に推せますし、この会社もいい環境じゃないかなと思っています。

最後に

繰り返しになってしまいますが、子連れの転職って本当に勇気がいるし、決まらなかったら?うまくいかないかも・・子供を連れて路頭に迷ったらどうしよう等、不安がもたげがちですが、転職活動案ずるより産むがやすしです。こんなチャレンジングな状況でも転職活動をして、少ないチャンスをつかむことができた事例があるということが、一人でも多くの悩める働くママ(パパ)を励ますことになるよう祈っています!

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