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湯河原温泉・湯かけまつり

祭好き、神輿好きからすると、深川の「水掛け祭」が有名。

ですが、温泉地では「湯かけ祭」なる御祭が行われているんですね。

神奈川県湯河原では、毎年5月に「湯かけ祭・神輿パレード」が行われているそう。残念ながら、2021年は中止となってしまいましたが・・・

この祭の始まりは江戸時代まで遡るそうで、温泉の湯を大名家などに献上する際に、樽にお湯を詰めて「献湯神輿」で各地に運んでいたそうです。

その道中の安全を祈願して、お湯をかけてお祓いをする儀式があり、それが「湯かけ祭」の基になったとのこと。

ちなみに深川の水かけ祭の「水かけ」もお祓いの意味があるそうです。

とは言えですよ、「水かけ」にしろ「湯かけ」にしろ、現代ではすっかりアトラクション化していますね(笑)

何しろ、こちらの湯かけ祭では、沿道にお湯の入った樽が1,000個!さらに、湯桶が5,000個!!用意されて詰めかけた人々が神輿と担ぎ手目掛けてお湯をかけるんだとか。

動画をご覧頂くと分かりますけど、桶は黄色のケロリンの桶(笑)

個人的にケロリン桶、欲しい〜

神輿の掛け声は「どっこい」。甚句の調子に合わせて「どっこい、どっこい!どっこいソーラー!」ってね。

また、神輿の形状が珍しんですが、お酒の角樽なのか、温泉でお湯を掛ける桶なのか。それをピラミッド型に重ねているようですね。

それにしても、大人も子供もみんな楽しそう(^0^)

このお祭にも是非一度参加してみたいですね。

そのためにも、何とかして地元の皆さんの力で、この祭を続けて行って欲しい、そんなことを想ったのでした。