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溶接自動化の「できない」を「できる」にする方法

こんにちは、マジセミ寺田です。
いつもマジセミにご参加いただきありがとうございます!

今回は、『溶接自動化の「できない」を「できる」にする方法』というテーマについて解説するセミナーを企画しました。

2024年1月26日(金)14:00 - 15:00


少量多品種の増加と精密板金業界の職人不足

グローバル化と競争の激化、および熟練技術者の不足に直面している製造業界では、デジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みが進んでいます。これにより、様々な自動化や効率化の取り組みが推進されています。
特に溶接工程においては、ロボット溶接や自動溶接装置の導入が進み、大量生産や一定品質の維持が求められる場面での採用が増えています。これらの技術は、連続的かつ単調な溶接作業を高速かつ高品質で行うのに適しており、作業効率の向上に大きく貢献しています。

ロボット溶接の自動化が難しい理由

しかしながら、複雑なワーク形状や高度な技術を要求される溶接作業において、自動化の実現にはまだ多くの課題が存在します。たとえば、一般的なロボットでは、ワークの位置のずれを正確に認識できない、または形状が異なるワークに対して細かな違いに適応できないといった問題が発生することがあります。
このため、少量多品種の生産では、人の手で行う方が効率的な場合が多く、難易度の高い作業では依然として熟練の溶接職人への依存が続いています。その結果、自動化技術のさらなる進化に対する期待が高まっています。

溶接自動化の「できない」を「できる」にする方法

このセミナーでは、ロボットのティーチング作業を自動化する技術「L-ROBOT」に焦点を当て、溶接の自動化における主要な課題であるワークの「位置ズレ」や「小さな違いへの対応」、そして熟練技術者にしかできない「高精度の溶接」の自動化方法について、具体的な事例と共に詳細に解説します。
セッションの中では、これまで自動化が困難とされていた薄板向けのTIG溶接や、厚板向のCO2溶接について実際のロボットを使用したデモンストレーションも紹介します。
「L-ROBOT」は、事前にロボットが対象ワークをスキャンし、リンクウィズ独自の「三次元形状処理技術」を用いて、溶接パスを自動で生成することが可能です。これにより、専用治具が不要となり、さらにティーチング作業も必要なく、ロボットがワークの形状や位置ズレに対応できるようになります。
溶接の自動化を実現したいが、ワークの変形の対応に課題を感じている方、少量多品種でロボットのティーチングに課題を持たれている方、溶接ロボットを導入したが自動化ができずあきらめている方に、特におすすめします。

★ここでしか聞けない内容です!★

2024年1月26日(金)14:00 - 15:00

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