名前を考えるときに気をつけている4つのこと

名前を、主にサービス名を考えることが割と多いです。
その際に気にしていることをまとめます。

1.既に存在していないか

当たり前ですが、閃いた名前が既に使われている場合、避けられるなら避けた方が良いです。諦められるなら、という方が正しいですね。

既にその名前で活動して浸透している先人がいるなら諦めるのが無難です。

ただ、絶対に駄目かというと、そうでもありません。
閃いた名前が既に存在しているが、どうしても使いたい場合、商標を取られているかを確認します。

特許情報プラットフォーム

J-PlatPatで「商標」を選択して検索すると確認ができます。
同名のものが既に登録されている場合でも区分が違えばまだ可能性はあります。
大本命の区分で登録済みの場合は諦めるしか無いでしょう。

ちなみに商標を取得するには数十万かかります。
いつも30万円程度で予算計上します。
新規サービスの予算作る時は必ず盛り込んでおくべきです。
ちなみにこれは特許事務所などに依頼した場合です。

使ったことはないですが、上記のようなサービスもあります。
特許事務所が人力でやる部分をAIに置き換えてお安くできるというもの。

2.ドメインを取得できるか

続いて、ドメインが取得できるかも確認します。
せっかく閃いた名前の文字列でドメインが取得できないとダサいと思うので、ここで取得済みの場合は諦めることが多いです。

ドメインは早い者勝ちです。
昔から存在する「.com」など、歴史が長いドメインは取得済みのことが多いです。それでも、まずは「.com」で行けないかは挑戦してみます。
「.jp」も割と古参になり取得しにくなってます。
「.tokyo」あたりはまだ新しいので取得しやすいですが「東京」と限定されてしまうので、「東京発」みたいなのを強調したい場合以外は使いにくいです。

個人的にペパボが好きなのでムームードメインを愛用しています。
UIも使いやすいです。

ドメインはかなり種類があり、お値段もピンキリです。

アルファベット小文字にしてもダサくないか

ドメインは必ず小文字なので、アルファベット大文字のみで構成した名前、日本語で構成した名前であっても、アルファベット小文字で見たときに問題ないかも確認します。

3.SNSのアカウントを取得できるか

最後にSNSのアカウントが取れるかの確認です。

  • instagram.com/xxxxx

  • twitter.com/xxxxx

  • facebook.com/xxxxx

  • note.com/xxxxx

のようなURLのxxxxxの部分を統一できるかを確かめます。

ここが統一されていないブランドを散見します。
取得済などの理由で統一出来ずに、致し方なくそうなってるんだと思いますが、これから新たに作るサービスであれば気にしておきたいところです。

しかし、これもすべて取得可能なことは稀なので、主戦場とするサービスで取得できるところまでで妥協することが多いです。

test.comというドメインを取得したらinstagram.com/testcomのようにすることも出来ますが、これも苦肉の策感がすごいので敬遠します。

4.字面を気にする

これは必須ではなく、気にする程度のないようですが、字面も結構気にします。日本語のサービス名でもURLはアルファベットになるので、そのときにダサくならないように気をつかいます。(日本語ドメインなんてものもありますが論外です)

天か地を揃える

「oppotunity」は駄目で「chance」はOKです。
「p」や「y」など下に突き出た文字を含んでいると扱いにくいと思います。ほかには「g」「j」「q」もそうですね。
ロゴ作るときとかも作りやすいと思います。

chanceの方はそれらの文字を含んでいないので、地が揃っていて安定感があります。

「query」は逆に天が揃った文字列で、上に突き出る「b」「d」「f」「h」「k」「l」「t」などの文字を含んでいません。

上も下も突き抜けないスペルに出来ないか考えることが多いです。

左右対称

「lemon」や「meal」のような単語は左か右が突き抜けていてバランスがイマイチ。「build」のように最初と最後が突き抜けてると安定感が増します。
ここまで意識しだすと、制限キツいので可能であれば程度で気を付けています。

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