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オーバーテイク!聖地巡礼の旅

ご無沙汰に聖地巡礼の旅を12月に行ってきました。

今回巡礼する作品は2023年の秋アニメで放送された「オーバーテイク!」!!

F1を頂点とするモータースポーツの中では若手の登竜門として「モータースポーツの甲子園」と言われたりするF4を舞台としたこの作品。
自分もモータースポーツが大好きで、「櫻子さん」や「アイナナ」、「アルゼロ」を制作したトロイカさんの作品ということで、非常に期待していた作品ですが、
非っっっっ常にすごくよかったですっっっ!!!!

描写はリアルだし、1クールの中で登場人物をここまで深く掘り下げた作品もなかなかないのでは!?というくらい話に深みがあって本当に良かったです・・・!!

2024年1月現在、BS11で再放送が行われているほか、各配信サイトでの配信も行っていますので、ぜひ一度ご覧ください・・・!!

小田急新宿駅~富士モータースポーツミュージアム

さて、北海道から風神RIZINGのライブを見に行った翌日、6:40に小田急新宿駅から発車する小田急線とJR御殿場線を結ぶ「特急ふじさん1号」に乗って一路舞台となった静岡県御殿場市へ。

なお、この日は18時に羽田を発つ飛行機で北海道に戻らねばならないので、なかなかの強行スケジュールに。

さて、特急ふじさんは小田急が誇るロマンスカーのMSEが運用に入っています。

2008年から運用に入って今年で15周年ということで先頭車両には記念のステッカーが貼られていました。

VSEやGSEにはあるロマンスカーの象徴と言ってもいい2階展望席はないものの、最前列の眺めは十分以上のもので、天気が良ければ富士山が堂々とした姿を見せてくれます。

さて、そんな特急ふじさん1号は新宿から約1時間半かけて定刻通りの8:13にJR御殿場線の御殿場駅に到着。天気が素晴らしく、ホームからも富士山が!

さて、御殿場駅に降りて予約していたレンタカーに乗り、約25分ほどかけて富士スピードウェイ(FSW)へ!
まず、サーキット本体に入るのではなく、FSWを含めた富士モータースポーツフォレスト内に昨年オープンした富士モータースポーツミュージアムへ。

中には、自動車が発明され、モータースポーツの黎明期から現代にいたるまで日本国内はもちろんのこと、欧州、米国、世界各国のマシンたちが大集結。

トヨタ7の表
なかなか見れないトヨタ7の裏
世界初のモータースポーツ優勝車、仏の1899年製パナール
ホンダが誇る日本車初のマン島TTとF1優勝マシン
日本車初のルマン24時間レース優勝マシン、マツダ787B

写真で載せた以外にも数多くのマシンが展示されていますが、あまりに多いのでここでは割愛。オーバーテイクでモータースポーツに興味を持った方も、ぜひFSWや御殿場方面に巡礼で行かれる際には訪れてみてください。

富士モータースポーツミュージアム公式サイト
https://fuji-motorsports-museum.jp/

富士スピードウェイ

富士スピードウェイそして、本題の富士スピードウェイへ!
で、コースをよく見てみると・・・・

ん?

んんんんん!?車じゃなくて人が走っているううううう!?

そうなんです。第5話で描かれていたように、FSWではコース内を解放したマラソン大会が行われることがあるのですが、訪れた日が偶然にも「富士マラソンフェスタ」の開催日でして、作中内の風景が目の前に広がっておりました。

そして、メインスタンドとパドック側をつなぐ連絡通路にはオーバーテイクのポスターなどがずらり。

その中には、2024年の春アニメとして放送予定のこれまた新作モータースポーツアニメであり、発表時には「サ○バーフ○ーミュラじゃん」と話題になった「HIGHSPEED Étoile」のポスターも

市販車を元にしたほぼ走り屋なモータースポーツアニメである「MF GHOST」、リアルなモータースポーツを描いた「オーバーテイク!」、そして、架空の未来型モータースポーツを描く「HIGHSPEED Étoile」と、三者三様の作品が、繰り広げられることになろうとは・・・
モータースポーツ兼アニメファンでよかった・・・!!

サーキット内にあるカフェとグッズショップを兼ねた「CRANE Garden」では、原画の展示やキャラクター原案の志村貴子先生が描かれたイラスト、

主人公である浅雛悠が乗った小牧モータース号を模したF4マシン(フォーミュラマシンでここまでキャラがでかく描かれたのは見たことなかったです。)などが展示されているほか、グッズも販売されていまして、サーキットを挙げて応援してくれていることがよおおおく伝わる良いイベントでした。

御殿場市中心部


お昼になり、御殿場市中心部に戻ってまいりました。
駅周辺に戻る前に、第1話で悠が自転車に乗っていた御殿場バイパス付近の道路に行き、


本当であれば「にく友」さんでお昼をと思っておりましたが、残念ながらお昼が通常時より短縮での営業で、すでに締め切ったとのこと・・・馬刺し食いたかった・・・

さて、南に向かって小牧モータースの元になった鬼頭モータースさんを見に行き、

錆だらけの三菱の看板がちと泣ける

お昼を食べ損なってはまずいので、帰りの列車内で揚げ物を食べようと思っていた予定を変更して、「肉のやまよし」さんで「とんかつ弁当」を注文。

噂には聞いていましたが、本当に注文してから作り出す形で、再び戻ってきた御殿場駅のベンチで風と格闘しながら食べたのですが、衣はサクサク、肉は柔らかくてめちゃくちゃジューシー!
はっきり言って、いままで食べた揚げ物系の弁当だったら間違いなく三本の指に入るくらいには美味かった!!

さて、在来線の不通を乗り継いで行かねばならないので、そろそろ帰路に就く必要が・・・。
最後に訪れたのは、小野園さん。

親戚へのお歳暮を購入し、最後の最後にポッポ広場を横目に見ながら御殿場から14:19に出るJR御殿場線国府津行の列車に乗り、

国府津駅から上野東京ライン高崎行、横浜から京急空港線に乗り換えて、無事に17時前には羽田空港に到着し、北海道に帰ったのでした。

終わりに

いかがでしたでしょうか。
けっこうな強行スケジュールで行ってしまったので、もうちょっと余裕のある日程で行きたかったのが本音ですが、本当にオーバーテイク!が御殿場市を忠実に描いていたんだなぁと改めてその完成度に驚かされました。

FSWにおける展示もまだ終了時期が発表されていませんし、FSWにも行きたいという方は駅から離れているので自家用車かレンタカーを早めに予約していかれることをオススメします。(タクシーでももちろん行けますが、往復で7000円ほどかかります。)

ここまでご覧いただきありがとうございました!

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