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4/22 池田を行く!!!!!④<最終回>春団治まつりとかラーメンとかタヌキとか

こんにちわ、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<もう夏バテしかけてます>ミツルギです。
池田の駅から石橋の駅に移動いたしました。
いや、今は『石橋阪大前』ですねー。
いつ変わったのかな?
2019年10月1日らしいです。
道理で知らないはずです。

今日のメイン『春団治まつり』は池田市民文化会館アゼリアホールで行われます。
横の公園では、マーケットが開かれてます。
ステージではずっと歌ってます。
いろんなお店が立ちならんでます。
いかにもお祭りの屋台といった感じのお店もありますが、ハンドメイドの小物の店や中古品のお店もありました。
古本屋さんがありました。
「これ全部無料なので気に入ったのあったらもらって行ってください。」
そう言われれば何か持って帰らなくてはと思ってしまいます。
・・・あまり興味ないかなーと思った頃にこれを見つけました。

『コーランを知っていますか?』阿刀田高著

阿刀田高先生の本ならとりあえず読んでおいてもいいと思いました。
私、あまり読書家ではありません。
読むのに構えてしまうのです。
特に小説は。
でも、阿刀田高作品は、
「そんなに時間取らせへんって・・・」
といった感じですり寄ってくるのです。
なので、わりと受け入れてます。
今、私と阿刀田高先生の間に「100字小説家」北野勇作さんが時々割り込んできます。
まあ、芝居が一段落したら読むことにします。
読む本溜まる一方ですが。

本格的なコーヒーの屋台があったのでいただきました。
落語観る前にいい休憩が取れました。

ポスター

こちらは2日間あるのですが、私が観たのは初日の方です。
福団治師匠がお目当てなもので。

演目

『いけだ春団治まつり 春団治一門精選落語会
         ~春団治の碑建立25周年記念~』

1・桂福留 『看板の一』
まだまだ初々しい感じがしました。
「心折れないで~」
と心の中で叫びました。

2・桂治門 『犬の目』
貫録まで漂うようになってきました。
前振りなくて直接医者のところに行くのが、なんか治門くんぽいと思いました。

3・桂春雨 『野崎詣り』
大学時代に観たときは、大阪弁が変でひっくり返りそうになりました。
今、そこまで変じゃないです。
時々、ん?と思うときがありますが。
3代目春団治師匠のこのネタ聴けて良かったなー。
こうやって受け継がれて行くんですねー。

4・桂春若 『井戸の茶碗』
この人のいぶし銀な感じ、もっと評価されるべきだと思います。
落語の前にジョークを聴かせてくれます。
そこにセンスを感じるのです。
落語はもちろん上手いし、グイグイ引っ張り込まれます。

中入

5・露の団六『初天神』
こんなに自由な『初天神』初めて観ました。
途中から歌謡ショーになってました。
不思議な落語でした。

6・桂福団治『長屋の花見』
派手さはないけど、何だか粋でかっこいいのです。
大学生の頃は、良さに気づいてませんでした。
地味やし、陰気やし、元気ないし。
良さに気づいてからのめり込んでます。
特に3代目春団治師匠がお亡くなりになってから、色気とか華とか感じるようになりました。
大学時代に観たときより、元気な気がします。
『大阪落語祭』で観た『鼠穴』が圧巻でした。
他にも『藪入り』『しじみ売り』『百年目』『鼻の狂歌』などどれも凄かったです。
今回は『長屋の花見』です。
『貧乏花見』ではないのです。
大家さん主導で花見に行くのです(『貧乏花見』は長屋の住人が自主的に行きます)。
長屋の住人が嫌々行ってる感じが伝わってきます。
このネタは演者のリアクションも大事ですねー。
なんか福団治さんが可愛く見えてくるのが不思議です。
今回も噺にどっぷり漬かった感じです。

なかなか春団治一門を観る機会がありませんでした。
小春団治さんの会はよく行ったのですが。
今もこの会ぐらいです。
なので新鮮に楽しみました。
昔からの空気感が漂う感じがします。

落語は観るシチュエーションによって観え方が変わります。
池田まで行って観るというのがスパイスになってます。

今日も楽しかったです。

のぼり

終演後、この辺りをブラブラしました。

のぼり

『春団治まつり』はすっかり馴染んでるんだなー。
と思えた風景がこれです。

そして、タヌキハントに出かけます。

レッドカーペットだよ。 これがおもてなしだよね(タヌキ)

こんなタヌキや

キッチンマットの売れ行きを陰ながら見守ってるの(タヌキ)

こんなタヌキ

先生! ここ、タヌキの学校なのにタヌキじゃないのが混じってます!!!!!(タヌキ)

大漁だったりします。

商店街そばの像

商店街のそばにこんな像がありました。
鳥と人間なのですが、この表情はなんなのでしょう?
鳥を初めて見たのか?
鳥の人生相談にのっているのか?
鳥に不当請求されているのか?
あきらかに戸惑いが見えますよね?

そろそろご飯を。
ラーメン屋さんの『一大事』へ。

『一大事』のラーメンと餃子
『一大事』のチャーハン

大変美味しかったです。
なんかギトギトではなく、上品な感じがしました。
思わず『ナンコツ』と生ビールを頼んでしまいました。
写真を撮り忘れましたが。

あのー・・・違いますよ。 隣にいるけど通訳じゃありません。                                                 ・・・ だから、おいらにも 「ピカー」 としか聞こえませんて!!!!!(タヌキ)

池田は私のルーツと言ってもいい場所です。
父と母が住んだ場所です。
今こうやって訪れることができるのが不思議です。
来年もこの時期にやってきたいと思います。
今から来年の『春団治まつり』が待ち遠しいです。

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