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新日本プロレス『DOMINION 6.4 in OSAKA-JO HALL』

 こんばんわ、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<梅雨に負けません。全く勝ってませんが・・・>ミツルギです。
今年も新日本プロレスの大阪城ホール大会『DOMINION』に行くことができました。
ほぼ行ってます。

大阪城

コロナ禍では地味な演出で、静かな中でやったりしてました。
席も一つ飛ばしでした。
今回はギュウギュウに詰めて、声出しもOKです。
時代が進みました。

今回、発売初日に押さえようと思ってたのですが、夜まで買いそびれてました。
夜になって、ネットで見てみると一番安い6500円の席が売り切れてました。
いつも一番安い席で観ていたのですが・・・。
その次の席は9500円です。

悩みました。
ここで1万円近く使っていいものでしょうか?
今年の2月まで無職だった奴がです。
それに今回のチケットは妻の誕生日のプレゼントなのです。

3000円上がったー!!!!!

とはなかなか言えません。
悩みましたが、6月4日は私の55回目の誕生日の前日です。
いつもと違うことしてみようと思いました。
差額を私が払うことにしました。
ドカーンと自分の誕生日イヴを祝います。
痛い出費ですが・・・。

購入後、6500円の席が追加されたようです。
・・・騙された感満載です。
納得して買ったはずなのですが、根が貧乏性なもので引きづりました。

新日本プロレス、頼みますよー!!!!!
いいマッチメイク、いい試合をお願いします!!!!!
と願い続けました。

マッチメイク聞いたときは、ちょっと微妙だと思いました。
が、ヒロムVSワトとモクスリーが観れたらええかーと思って乗り込みました。
あと辻陽太がどれだけ化けてるかです。

辻陽太Tシャツ

この辻陽太Tシャツを購入いたしました。
メインに期待いたします。
売れたのでしょうか?
LとXLしかサイズがありませんでした。
Lならまだ大丈夫です。
よし辻陽太を応援しよう!!!!!

<チャレンジャー>辻陽太
<IWGP世界チャンピオン>SANADA

今回の『DOMINION』はこの2人のポスターに賭けました。
たくさんタイトルマッチがあるのにです。
思い切りがあっていいです。

今回の席

今までで一番高かった席は、アリーナがすぐそこにあるスタンドです。

そして、第0試合が始まりました。
若手同士のバチバチです。

0・各5分1本勝負
CSテレ朝チャンネル Presents ヤングライオン THREE CONSECUTIVE BATTLE

オスカー・ロイベ  VS 大岩 陵平
          VS ボルチン・オレッグ
          VS 中島 佑斗


オスカー選手が3選手と連戦を行なう。対戦相手の試合順は当日発表。オスカー選手が、3選手とそれぞれシングルマッチで5分1本勝負で戦い3連勝した場合はNJPW WORLD認定TV王座への挑戦権、 ならびにCSテレ朝チャンネルより焼肉券20万円分が与えられる。 (1勝の場合は1万円分、2勝の場合は5万円分が与えられる)。

変わった形式です。
一人のレスラーが5分間の試合を3試合します。
最長でも15分です。
が、なかなか過酷なルールです。
5分後に元気なレスラーと闘うわけですから。

オスカー・ロイベ

ドイツ出身で、ニュージーランドのファレ道場出身です。
2022年11月20日に新日本プロレスデビューしてます。

背中は大岩 陵平

2021年8月24日デビューしてます。
中3から大学までレスリングしていたそうです。

VSボルチン・オレッグ

カザフスタン出身。
2017年より新日本プロレスのレスリングチーム『TEAM NEW JAPAN(当時・ブシロードクラブ)』に所属してました。
2023年1月4日、東京ドームの第0-1でエキシビションマッチ登場してます。

VS中島 佑斗

2021年2月14日後楽園ホールでデビュー。
でも、その試合でケガして長期欠場。
8カ月後、復帰。
彼もファレ道場出身だそうです。

たぶん4人とも初めて観ました。
殴る蹴る、あとはアマレスのようなグランドです。
逆エビ固めが大技です。
正直、私はこういう地味だけどガツンガツン来る若手の試合が最初に観たいのです。

△オスカー・ロイベ  5分時間切れ引き分け 大岩 陵平△
△オスカー・ロイベ  5分時間切れ引き分け ボルチン・オレッグ△
×オスカー・ロイベ   2分55秒 逆エビ固め 中島 佑斗〇

勝ち誇る中島 佑斗

そして、本編が始まります。

オープニング

いつもの新日本のテーマがかかり、照明もガラリと変わります。

DOMINION

1・時間無制限1本勝負
IWGP USヘビー級王座ナンバーワン・コンテンダートーナメント 決勝戦

ランス・アーチャー VS ウィル・オスプレイ

ランス・アーチャー VS 《UNITED EMPIRE》ウィル・オスプレイ

第1試合からこの2人が出てくる贅沢さです。

ランス・アーチャー

なぜかマスク姿で出てきたランス・アーチャー。

ランス・アーチャー

マスクをとっとと取ってしまいました。

ウィル・オスプレイ

ウィル・オスプレイはお決まりのUNITED EMPIREポーズです。
ダイヤモンド・ダラス・ペイジもこんなポーズしてましたよね?
知りません?

ウィル・オスプレイ

イメージの中の牛若丸と弁慶のままです。
手数の多いオスプレイ、一発の破壊力のアーチャー。
オスプレイもストームブレイカーを狙うし、アーチャーもブラックアウトを狙います。
どちらも決まりませんでしたが。
オスプレイが終盤で大技を諦め、ヒドゥンブレードの連打で決めようとしたのが勝因でしょうねー。

×ランス・アーチャー 
8分01秒 ヒドゥンブレード→片エビ固め
ウィル・オスプレイ〇

勝ち誇るウィル・オスプレイ

これでケニー・オメガとの対決が決まりました。
マイクでリベンジを約束するオスプレイ。
命知らずな二人の試合をまた観てみたいです。

去って行くウィル・オスプレイ

2・30分1本勝負

TAKAみちのく&DOUKI&金丸 義信&タイチVSティタン&BUSHI&鷹木 信悟&内藤 哲也

《Just 5 Guys》TAKAみちのく&DOUKIDOUKI&金丸 義信&タイチ
 VS 《ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン》ティタン&BUSHI&鷹木 信悟&内藤 哲也

ティタン
BUSHI
鷹木 信悟
内藤 哲也

第1試合でかなり盛り上がっていたのですが、内藤哲也の入場でもう沸点に達した感じでした。

Just 5 Guys

この興行で唯一、タイトルに全く関係ない試合です。
その割に盛り上がるのです。
ずっと彼らに声援を送りたかったんですねー。
安定の試合運びです。
各レスラーの名場面が続きます。
でも・・・TAKAが出てくるたびに
「きっとやられるんやろなー」
と思っちゃうのです。
案の定でした。
ただノッテル、ティタンが勝ったことがちょっと嬉しかったです。

×TAKAみちのく 9分24秒 ジャベ・インモルタル ティタン〇

勝ち誇るロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン
勝ったティタンが中心です

期待通りといった感じです。

3・60分1本勝負
IWGPジュニアタッグ選手権試合

ケビン・ナイト&KUSHIDA VS フランシスコ・アキラ&TJP

<第71代チャンピオンチーム>
《LA DOJO》ケビン・ナイト&《本隊》KUSHIDA 
VS 
<チャレンジャーチーム>
《UNITED EMPIRE》フランシスコ・アキラ&TJP
※初防衛戦

フランシスコ・アキラ&TJP
フランシスコ・アキラ&TJP

黒いタンクトップでUNITED EMPIREポーズしてるのは、ダン・モロニ―です。
初めて観ました。
週プロでは知ってましたが。

ケビン・ナイト&KUSHIDA
ケビン・ナイト&KUSHIDA

スピーディーで華麗な展開です。
オオオオオーッ
とずっと言ってたように思います。
ただ正直に言うとKUSHIDAという選手、なかなか応援しづらいのです。
昔からなのです。
なぜでしょう?
表情が無いからかなー。
喜怒哀楽がないので、いい動きしててもなんか置いていかれるような気分になるのです。
KUSHIDAの試合で面白いと思ったのは、ケニー・オメガ戦ぐらいでしょうか?
あれは強力な存在のオメガに挑むという形だったからの高揚感があって、普通に応援できました。
タッグはいろいろと面白い試合があった記憶はあるのですが、そこまで印象に残ってません。
やはり表情が残るかどうか?
これ大事だと思うのです。
KUSHIDA以外の3選手もあまり表情が印象に残りません。
ここをクリアできれば、Jrタッグ戦も違う印象になる気がします。
ほんと神業を連発するだけにちょっとした「色」がついたら・・・と思ってしまうのです。

×ケビン・ナイト 10分38秒 2/2  フランシスコ・アキラ〇

勝ち誇るフランシスコ・アキラ&TJP

目まぐるしい試合を展開するIWGPジュニアタッグ選手権は、チャンピオンも目まぐるしく変わります。

勝ち誇るフランシスコ・アキラ&TJPの元へ、クラーク・コナーズがやってきました。
挑戦させろということでしょう?
パートナーは?
なんとセコンドについていたモロニ―が襲いかかったのです。
裏切りです。
私はまだこの時点では名前もわかってませんでした。
モロニ―かな?
ぐらいです。
UNITED EMPIREに居たんかー
と思った矢先に裏切りました。

早い。早すぎます。
ついて行けません。
こんなに早い展開が必要なんですかねー・・・

コナーズ&モロニ―が王者組をKO

ついていけませんでしたが、とりあえずブーイングしときました。

4・ 15分1本勝負
NJPW WORLD認定TV選手権試合

ザック・セイバーJr VS ジェフ・コブ

<初代チャンピオン>
《TMDK》ザック・セイバーJr 
VS 
<チャレンジャー>
《UNITED EMPIRE》ジェフ・コブ
.※8度目の防衛戦

ジェフ・コブ
ジェフ・コブ
ザック・セイバーJr 
ザック・セイバーJr 

このタイトルの面白いところは15分1本勝負であることです。
前回もこの2人の対戦でした。
時間切れ引き分けでした。
その決着戦です。

この試合も弁慶VS牛若丸の様相です。
パワーのコブ、テクニックのザック
コブがドカンドカンと投げまくります。
が、いつの間にか形成を逆転しているザック。
あーやられたー
と思った矢先に丸め込みました。

〇ザック・セイバーJr 8分46秒 回転十字固め ジェフ・コブ×

勝ち誇るザック・セイバーJr 
ザック・セイバーJrとTMDKに入った藤田

藤田を引っ張り上げようとしてます。

芸術点があればザックは常に満点近いです。
何気にキックが炸裂するようになってました。

5・ 60分1本勝負
IWGPタッグ&STRONG無差別級タッグ 王座決定戦3WAYマッチ

YOSHI-HASHI & 後藤 洋央紀  
VS アーロン・ヘナーレ&グレート-O-カーン  
VS 高橋 裕二郎 & “キング・オブ・ダークネス”EVIL

《CHAOS》YOSHI-HASHI & 後藤 洋央紀 
 VS 
《UNITED EMPIRE》アーロン・ヘナーレ&グレート-O-カーン 
 VS
《HOUSE OF TORTURE》高橋 裕二郎 & “キング・オブ・ダークネス”EVIL

3チーム同時に試合を行い、いずれかの1チームが勝利した時点で決着とする。
※勝利したチームがIWGPタッグ第99代王者&STRONG無差別級タッグ第4代王者となる。

YOSHI-HASHI & 後藤 洋央紀
YOSHI-HASHI
後藤 洋央紀

もう終わったかと思われた後藤 洋央紀とYOSHI-HASHIがタッグ戦線で巻き返しました。
いいコンビネーションを見せるのです。

アーロン・ヘナーレ&グレート-O-カーン
アーロン・ヘナーレ&グレート-O-カーン

ヘナーレはかなり強くなったと思います。
真っすぐ過ぎるところはありますが。
それはO-カーンにも言えますねー。

高橋 裕二郎 & “キング・オブ・ダークネス”EVIL

アーロン・ヘナーレ&グレート-O-カーンの後ろを狙って、奇襲をかける高橋 裕二郎 & “キング・オブ・ダークネス”EVIL。もちろんディック東郷もいます。
この頃、《HOUSE OF TORTURE》はちゃんと盛り上げてるように思います。
もの凄く古典的だけど、
ズルして有利になっても、誰かに蹴散らされて、ええとこ取られる
というパターンをちゃんとやってます。
だから、ガチガチの勝負の多い中に入っているとバリエーションが増えます。
しかし、それでは興行の中盤を盛り上げるだけで収まってしまいそうですが。
ちょっともったいない気がするのですけどね。
この試合も彼らのドタバタがあるので盛り上がった気がします。
SHOが乱入して、YOHが蹴散らしに来る。
もう好きにやってください。

ヘナーレはあれでいいとしてもOーカーンってもっとクレバーな感じしてたんですがねー。
なんか抜けたキャラになってます。

後藤&YOSHIの『毘沙門』は簡単に負けても、簡単に勝っても可笑しくないという不思議な場所に位置してます。
そう彼らは変わった気がしませんが、観る方が面白がれるようになったんじゃないかなー?
いや、やっぱり何かが変わったんでしょうねー。

〇後藤 洋央紀 13分15秒 消灯→片エビ固め アーロン・ヘナーレ×

勝ち誇るYOSHI-HASHI & 後藤 洋央紀

結局、戻るところに戻った感じです。
が、勝ち誇ってたのはほんの少しでした。

外人2人組がやってきたのです。

乱入者

『BULLET CLUB WAR DOGS』の文字が。

乱入者が誇ってます

誰でしょう?
周りで「コグリン」という名前が出ていたのでたぶんそうなのでしょう。
あと一人は・・・キッドかな?

G1 CLIMAX33出場選手発表

『G1 CLIMAX 33』出場選手発表
やはり先程の2人は、
アレックス・コグリン
ゲイブリエル・キッド
でした。
親切でいいです。
エディ・キングストンと清宮海斗で盛り上がりました。
エディ・キングストンはよく知らなかったのですが、みんなはよく知ってるんですねー。

6・ 60分1本勝負
NEVER無差別級選手権試合

デビッド・フィンレー VS エル・ファンタズモ

<第39代チャンピオン>
《BULLET CLUB》デビッド・フィンレー 
VS 
<チャレンジャー>
エル・ファンタズモ
※初防衛戦

エル・ファンタズモ
エル・ファンタズモ

ネオンジャケットです。
『ELP』と表示されます。

デビッド・フィンレーら

デビッド・フィンレーは《BULLET CLUB》の現リーダーです。
エル・ファンタズモを
「BULLET CLUBには向いてない」
と言って、追い出したのです。
でも・・・そこは私も同感です。
ファンタズモはどこかコミカルで愛せるのです。
悪役向いてないなーと思ってました。

フィンレーは、先程の2組の乱入者、
クラーク・コナーズ
ダン・モロニ―
アレックス・コグリン
ゲイブリエル・キッド
を従えてます。
そこに外道もいます。
今までの《BULLET CLUB》のリーダーは
プリンス・デビット
AJスタイルズ
ケニー・オメガ
ジェイ・ホワイト
といました。
AJ以外は日本で育ったレスラーです。
フィンレーもそうです。
今度の《BULLET CLUB》は、日本育ちのフィンレーがLA育ちのメンバーを引き連れるという感じになるようです。
あれ?モロニ―もLAだったかな?

正直、そんなに期待した試合ではなかったのですが、面白かったのです。
わかりやすいええもんとわるもんの対決。
まさかこんなに「ELP」コール送るとは思ってませんでした。
セコンドについた《BULLET CLUB》のメンバーは手出ししませんでしたが、エプロンに立ったり、ギュッと集まったりするだけでファンタズモにプレッシャーをかけてました。
ずっと背後を気にしながら闘わざるおえませんでした。
なので、セコンドの5人を蹴散らしたところで我々は溜飲が下がりました。
本人もちょっと満足したんじゃないでしょうか?
すぐにやられました。
フィンレーは、これから顔ができて行くんだと思います。
ジェイ・ホワイトもチャンピオンになりたてのときは、顔が出来て無かったと思います。
フィンレーはそこが急務でしょうねー。
まだ、説得力がありませんし。

〇デビッド・フィンレー 18分51秒 INTO OBLIVION→体固め エル・ファンタズモ×

勝ち誇るデビッド・フィンレー

いや、昔より顔ができてきたよなー。

勝ち誇るBULLET CLUB

外道さんも入れてあげてください。

7・ 60分1本勝負
IWGPジュニアヘビー級選手権試合

高橋 ヒロムVSマスター・ワト

<第93代チャンピオン>
《ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン》高橋 ヒロム
VS
<チャレンジャー/『BEST OF THE SUPER Jr.30』優勝者>
《本隊》マスター・ワト
※5度目の防衛戦

マスター・ワト
高橋 ヒロム
高橋 ヒロム

これは期待しておりました。
どっちも勝ってほしいという気分です。

が、思いの外、「ELP」コールし過ぎたため、ヒロムが出てきたときにちょっとガクッと来てしまいました。
・・・若くないなー。
いや、全体的にそんな感じしましたけどねー。

両者そんなに差はないと思いました。
が、やはり試合を作ってるのはヒロムの方でした。
ここの差は大きいかなー。
ヒロムって大きな会場でも表情がよくわかるのです。
観客とも闘ってるように思います。

それにしてもコロナ禍に日本に帰ってきたマスター・ワトがここまで来たことが素直に嬉しいです。
大阪城ホールで凱旋したのでした。
あのときは声もだせず、失笑も起こりませんでした。
正直、どう観ていいのかわからなかったのです。
相手はDOUKIでした。
正直、どの程度のレスラーなのかわかりませんでした。
悪くなかったけど、「へー」と思うしかありませんでした。
戸惑いました。
リングの上も下もみんな戸惑ってました。
ワトもDOUKIもこんなはずじゃなかったと思ったんじゃないでしょうか?
彼はほんとコロナと共に過ごしてきたレスラーです。
コロナ禍に耐え続けて、今、花咲かせたのです。
コロナ禍に打ち勝ったレスラーは、マスター・ワトです!!!!!
通天閣ジャーマンは、ほんと金の獲れる技です。

大阪城ホールでこの2人が闘いました。
疲れてましたが、ずーっと食い入るように観てました。
いい試合でした。
でも、もっと行けるって思ったのも事実です。

〇高橋 ヒロム 19分50秒 TIME BOMBⅡ→片エビ固め マスター・ワト×

勝ち誇る高橋ヒロム

8・ 60分1本勝負
NEVER無差別級6人タッグ選手権試合

石井 智宏&棚橋 弘至&オカダ・カズチカ
VS海野 翔太&クラウディオ・カスタニョーリ&ジョン・モクスリー

<第26代チャンピオンチーム>
《CHAOS》石井 智宏&《本隊》棚橋 弘至&《CHAOS》オカダ・カズチカ
VS
<チャレンジャーチーム>
《本隊》海野 翔太&クラウディオ・カスタニョーリ&ジョン・モクスリー
※初防衛戦

海野 翔太

なんと入場ゲートの反対側から出てきました。
海野が出てきたということは・・・ひょっとして

海野 翔太&クラウディオ・カスタニョーリ&ジョン・モクスリー

出てきました!!!!!
クラウディオ・カスタニョーリとジョン・モクスリーです!!!!!
クラウディオ・カスタニョーリも好きですが、ジョン・モクスリーが大好きです!!!!!
WWE時代、『シールド』のメンバーの頃から好きです。
WWEの日本公演でも観ました。
当時はディーン・アンブローズでしたが。
あーまた『THIS WEEK WWE』放送してくれないかなー。
放送してたときの中心レスラーがその『シールド』だったのです。

海野 翔太&クラウディオ・カスタニョーリ&ジョン・モクスリー

すぐそこにモクスリーがいます。

海野 翔太&クラウディオ・カスタニョーリ&ジョン・モクスリー

カッコいいです。

ジョン・モクスリー

が、なんともっと近づいて来たのです!!!!!

ジョン・モクスリー

グングン近づいてきます!!!!!

ジョン・モクスリー

水もまき散らします!!!!!

ジョン・モクスリー

ほんのすぐそこです!!!!!

ジョン・モクスリー

このために高い席に座ったんだなー・・・
全てに意味があるのです。
テンション上がりまくりです。

クラウディオ・カスタニョーリ

リングに辿り着きました。

ジョン・モクスリー

会場はもう出来上がってます。

石井 智宏&棚橋 弘至&オカダ・カズチカ

また彼らが出てくることで火に油を注いだ状態に。

棚橋 弘至
オカダ・カズチカ

オカダに必要に詰め寄る海野。
NOAHの清宮に対して見せた激しい潰しがところどころ出てきます。
また、これだけ技を受けまくるオカダも初めて見たかもしれません。
クラウディオ・カスタニョーリのやたら長くて激しいジャイアントスイングを食らってました。
ここに来て、オカダが新たな章に入ったんだと思います。
NEVER無差別級6人タッグが思いもしなかった人の思いもしなかったところを輝かせます。

石井とモクスリーのタフな野郎どもの荒々しいぶつかり合いも良かったです。
体格の差なんてお構いなしにガツンガツン行きます。
モクスリーの応援してましたが、石井がラリアットでぶっ倒したところは思わず拍手しました。
モクスリーのカーブストンプが泣かせます。
『シールド』のセス・ロリンズの技です。
懐かしかったです。
トリプルパワーボムも出ましたねー。

海野と棚橋の世代闘争も面白かったです。
今の棚橋と昔の棚橋の対決のように見えました。
海野のデスライダーが炸裂したら結果は変わったかもしれません(あれ?一度は成功したかな?)。
この5人の中にいて、存在が消されなかっただけでも凄いことです。
まあ、そこで満足できるわけではないでしょうが。

〇オカダ・カズチカ 20分37秒 レインメーカー→体固め 海野 翔太×

敗れたモクスリーがマイクを持って何かを言ってます。
すると映像が始まりました。
荒野にいるブライアン・ダニエルソンが出てきました。
これでほぼ
ブライアンとオカダのシングルマッチが決まったんでしょうねー。
楽しみです。

勝ち誇る石井 智宏&棚橋 弘至&オカダ・カズチカ
勝ち誇る石井 智宏&棚橋 弘至&オカダ・カズチカ
引き上げる石井 智宏&棚橋 弘至&オカダ・カズチカ

妻が撮った写真は去って行く石井の姿だけでした。
今日も石井が印象的だったそうです。

見どころが多い試合でした。

9・ 60分1本勝負
IWGP世界ヘビー級選手権試合

SANADA VS 辻 陽太

<第7代チャンピオン>
《Just 5 Guys》SANADA 
VS 
<チャレンジャー>
《ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン》辻 陽太
※2度目の防衛戦

辻 陽太
辻 陽太

期待してしまいます。

SANADA
SANADA

派手になったけど、「ELP」ほどじゃないのですよねー。

辻に応えた《ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン》のメンバー

《Just 5 Guys》と《ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン》のメンバーの取り組み方の違いが面白かったです。
《Just 5 Guys》はリングに食いつくようにエプロンに乗り出して見てますが、《ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン》は場外フェンスにもたれかかるようにして見てます。
そこが面白いところです。

辻の今回の挑戦をオカダ・カズチカの『レインメーカーショック』と比べる人がいます。
オカダは凱旋帰国してタイトルマッチを行いチャンピオンになりました。
でも、オカダは東京ドームでYOSHIーHASHIと凱旋試合をやってます。
その試合も
ワトVSDOUKI

3代目タイガーマスクVSエル・サムライ
のようにどう見ていいのかわからない試合でした。
時々、こういう試合が生まれます。
今回は凱旋試合無しでいきなりタイトルマッチなのです。
その辺が違いますねー。

また、『レインメーカーショック』と呼ばれた試合、
棚橋弘至VSオカダ・カズチカ
を観てますが、オカダはかなりブーイング受けてました。
試合後、歓声が降り注いだのです。
コロッと世界が変わったのです。

しかし、今回、辻の声援がSANADAより大きかったように思います。
時代が変わったのかなー?
確かに今の風景をぶっ壊してほしい気はします。

それにSANADAって応援しにくいレスラーだと私は思います。
試合観ても
「綺麗だなー」
「上手いなー」
という感想しかでなかったりします。
イメージとして、ツルーンという感じなのです。
なんか感情移入しにくいのです。
面白かった試合は、G1CLIMAXのVSオカダで時間切れギリギリで勝ったときぐらいしか思い浮かびません。
あの時は会場中が
「勝ってほしい。」
という空気感が出来上がっていたと思います。

いろんなものが揃ったレスラーなのですが・・・
チャンピオンになったので状況がレスラーを作るかもしれませんねー。
表情がもっとほしい気がします。

辻には表情がありました。
今、NOAHのGHC王者ジェイク・リーもずーっと応援しにくいレスラーでした。必死さが見えないし、なんか流れがブツンブツン切れる感じがもどかしかったです。
それが『TOTAL ECLIPSE』を作った頃から流れが切れたときにニタリと笑うようになったのです。
そしたらその間が「間合い」になって、凄く面白いレスラーになりました。
内藤哲也が《ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン》作ったときにも似たような部分があったと思います。

辻の表情はよく見えます。
間合いがあるのだと思います。
今でこれだから恐ろしいです。

スピアやカーブストンプのような荒々しい技や、
ブエロ・デ・アギラや雪崩式のスパニッシュフライのような華麗な技。
デッドフォールを側転で防いだり、
シャイニングウィザードを「しゃらくさい!」とばかりに払いのけたり、
するディフェンスの機転。
期待に応えるファイトでした。

SANADAはほんとに存在が消えます。
いい意味でも悪い意味でもです。
そのおかげで辻陽太が目立ったところがあります。
完全に受け切ったところがカッコいいです。
が、
ラウンディングボディープレス
シャイニングウィザード
デッドフォール
と畳み掛けて試合を終わらせました。
一気に行くなら何か合図が欲しかったです。
オカダのレインメーカーポーズのような。
これから「いくぞー!!!!!」と観客を連れて行ってくれるような何かがあれば説得力が違ったと思うのですが・・・
そこがSANADAのSANADAたる所以ですかねー。
ここ、私の希望です。

〇SANADA 17分01秒 デッドフォール→体固め 辻 陽太×

勝ち誇るSANADA

初防衛戦は高橋ヒロム。
そして、今回。
挑戦者に注目されるシチュエーションばかりです。
マッチメイクする人もSANADAが応援しづらい人だとわかってるんじゃないでしょうか?
そして、それでこそSANADAの底力が発揮できることを知ってるんじゃないでしょうか?

ギフトのコーナー

勝った後の定番があるのは強みです。

金のテープが降り注ぐ1
金のテープが降り注ぐ2
金のテープが降り注ぐ3

ニック・ボックウィンクルやリック・フレアータイプのクラシカルなチャンピオンになれば面白いと思います。
「次、やったら倒せる」
と思わせる勝ち方を繰り返して行くような・・・

《Just 5 Guys》

騎馬に乗せられ、

《Just 5 Guys》

去って行きました。

押しが強くない。
俺について来いが似合わない。

そんな不思議な空気感があります。
面白い存在になりました。

試合終了後

あー今日も満腹です。
ほんとのおなかはペコペコですが。

噴水の向こうの月

大阪城ホール前の噴水から見た月です。
見応えあったなー・・・
今回はなぜか「顔」についていろいろ考えました。
新日本プロレス、層が厚すぎます。

ポスター

昼見たときより、二人がドヤ顔してるように見えました。

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