これだけやっとけ！失敗しない転職活動(全体像把握)

はじめに

転職活動には王道と呼べるステップがあります。
このステップに従えば、転職活動は怖くなくなります。
最初の転職だったり、一度転職してもしばらく転職活動をしないと、転職活動を効率的に行う方法がわからなかったりします。
今回は転職活動の全体像を把握するための記事です。

全体像

転職活動は以下のような流れで行うとスムーズです。

それぞれの詳細は別の記事でお伝えしますが、今回はそれぞれの概要を説明します。

キャリアゴール作成

転職活動の最初にキャリアゴールを作成します。
キャリアゴールとは、
「仕事でどんな人になりたいか」
「引退する時にどんな仕事をしていたいか」
ということです。
これを作成することで今後の作業の全てが進みやすくなります。
転職活動の中でもとても大事な項目なので、今現在どんな人になりたいのか、どんな仕事をしたいのか、がわからない人はキャリアゴールを考えてください。
既に作成している人はこのステップは飛ばしてもらって構いません。

自分の強み発見

次のステップは自分の強みを確認します。
自分の強みをアピールして相手企業に自分のことを理解してもらいやすくするのが目的です。
「私の強みは〇〇です」
「私は〇〇に自信を持っています」
というように一言で自分の強みを言えるようにまとめておきます。
ここでは”強み”に焦点を当てていますが、一緒に自分の”弱み”についてもまとめておきます。

成果確認

続いて仕事の成果を確認します。
”成果”と聞くと、とてつもない成績のことを思い浮かべるかもしれませんが、最初は自分が行った結果、その仕事はどうなったかについてで構いません。
もちろんとんでもなく良い成績であればプラス材料になるのでそれはアピールできるようにまとめておきましょう。

ストーリー作成

面接で自分の人となりを伝えて、相手に自分のことを理解してもらうには、相手に理解してもらいやすい構造で話す必要があります。
ここで作成したストーリーは面接時の自己紹介でスラスラ言えるように練習して、自分の中で確実なものにしてください。

企業調査

企業調査は応募したい企業について調査します。
自分がどんなことをしたいのかが明確になり、それが実現できる企業を探すのが目的です。
既に応募したい企業が決まっている場合でもこのステップは必要です。
しっかり企業調査を行うことで、本当にその企業に応募すべきかどうか判断してください。

職務経歴書作成

ここまでの準備ができたら職務経歴書を作成します。
転職活動として職務経歴書から作成してももちろん良いのですが、
魅力的な職務経歴書にするには、ここまでで確認した自分の成果やストーリーを盛り込みたいところです。
注意点としては、職務経歴書は応募する企業ごとに作成します。
応募する企業によって、自分の成果やストーリーを微調整します。

志望動機書作成

多くの企業で提出が求められる志望動機書ですが、これもかなり重要な書類の一つです。
志望動機書には相手企業の採用担当者が、なぜあなたがその企業に応募したのかが明確にわかる理由が記載されている必要があります。
記載された内容が相手企業の求めているものと合わないと面接には進めません。
面接に進んだら、ここに記載した内容を面接の時に説明することになるので、面接までに口頭でしっかり説明できるようにしてください。
これも応募する企業ごとに作成します。

応募

職務経歴書、志望動機書が作成できたら、いよいよ企業に応募しますが、応募方法にもいくつかあります。
1. 転職エージェントを通して応募する
2. 転職サイトを通して応募する
3. 企業に直接応募する
それぞれ利点がありますので、自分に合った方法で応募してください。

面接準備

転職活動で最も重要だと言っても過言ではない項目です。
転職活動は職務経歴書や志望動機書の作成がメインの作業だと考えている方もいるかと思いますが、面接対策の方が重要です。
書類だけで採用が決まるのであれば書類を完璧にすれば採用されます。
が、一般的には企業はあなたの人となりを確認してから採用に至ります。
あなたがどんな人かをしっかり応募企業に伝えないといけません。
あなたと長く付き合っている人はあなたがどんな人かわかっているでしょうが、あなたと初めて会う人にあなたをちゃんと理解してもらうために、面接の時に相手の質問に困ったり、自己紹介がうまくできないということが無いようにしっかり準備します。

面接

面接が確定したら、これまで準備したことを本番で発揮できるように頑張りましょう。
本番の面接は緊張するものですが、準備をしっかりしていれば、緊張の度合いは減るものです。
後悔が無いように準備して臨みましょう。

今回は以上です。
次回以降で各項目の詳細をお伝えします。