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お菓子型のプロが勧める、パウンドケーキ型の選び方

バター・砂糖・卵・小麦粉の4種類の材料が1ポンドずつで作る

とても覚えやすい配合でこれが由来とされる説が有名なパウンドケーキ。覚えやすいし作りやすいパウンドケーキの仕上がりをワンランクアップさせてくれるのが、最後の焼成の時に使用するパウンドケーキ型。

今回はパウンドケーキに使うパウンド型の選び方をお伝えします。


パウンド型で使われる材質の種類(熱通り)

パウンド型で使われる材質にはいろいろなものがあります。

ブリキ、アルタイト、アルスター、アルシート、ステンレス、シリコンゴムなど

パウンドケーキの場合は

熱通りが良くないから悪い、熱通りがいいから美味しい

と言うわけではなく

しっとり仕上げたいか?香ばしく仕上げたいか?

などお好みの仕上がりに合った型を選ぶのがおすすめです。


その中でもプロが使用する万能な材質は

ブリキ


馬嶋屋では、松永製作所さんの高級なブリキを使用した型や
数百円ほどのお気軽にお試し頂ける型を揃えておりますが、

初めて作られる場合は

数百円ほどのシリコン加工等がされていないもの
をお勧めしています。


理由は

・お値段がお安い
・敷紙を敷けば型離れを気にせずに済む
・熱通りがほど良い

ので、初めてお手元に届いた時の空焼きも

敷紙を敷いて使う場合には、
うまく空焼きできてなくても気にせずOK


ステンレスも意外とおすすめ


馬嶋屋が次におすすめするのはステンレス製のパウンド型。

理由は

・水洗いできる
・敷紙を敷けば型離れを気にせずに済む
・お値段がお安い
・しっとり系が好きな方におすすめ

ステンレスの強みである水気に強いのは衛生面で嬉しいですよね。また、しっとり系の仕上がりをお好みの方は、ステンレスの特性である

熱通りが良くない → じわじわと火が入る

を活かしたしっとりとした仕上がりに。


ブリキまたはステンレス、お好みの仕上がりに応じて使い分けるのがおすすめです。


敷紙のメリットデメリット

パウンドケーキによく使われる敷紙のメリットデメリットをまとめました。

メリットは

・離型加工(シリコン加工やテフロン加工)が不要で買い替えコストを抑えられる
・型が汚れないのでお手入れが楽

一方デメリットは

・敷くのが面倒
・なくなったら買い足さなければならない
・使用しているものに合っている紙がない場合がある

ので、敷紙を使用する場合は既製品の敷き紙のサイズも予め確認して型を選ぶことをお勧めします。


パウンド型についてもっと詳しく知りたい方は



お菓子型やパン型のことをもっと知りたい方は
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