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『日本人の忘れもの』

〜フィリピンと中国の残留邦人〜

今日は78年目の広島原爆の日。
私たち日本に住む人でほとんど8/6や8/9を忘れている人はいないと思います。

でも、78年前に終わった戦争のことで忘れていることはあまりに多いですね。
私も「中国残留孤児」のことはかろうじて帰還事業や人権回復のことで記憶にあるわけですが、フィリピン残留孤児のとこは忘れるどころか、その存在さえ知りませんでした。
恥ずかしい限りです。

1945年、終戦の際にフィリピンには3万人わ超える民間邦人が暮らしていて、日本人の父親を持つ子どもたちもたくさんいた。
しかし、日本人であることが危険だったことから身元を隠して山に逃れた人たちがいて、今も無国籍のまま暮らしている。1000人を越える残留邦人がいる。

映画はその方々の「日本国籍の就籍活動」をしてこられた河合弁護士の紹介からはじまる。

日本の国が「棄民政策」をとったことを私たちはよく知らなくてはならない。
今の被害者への補償をすることが大切だし、将来同じことが起こらないようにするためにも。

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