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【キャリアコーチ】村山千尋

初めまして!

アクシス株式会社でマジキャリのキャリアコーチをしている村山です😊

今はマジキャリでキャリアコーチをしているのですが、新卒でマーケティング関係のソフトウェアを販売する会社でカスタマーサクセスとして全く別の仕事をしていました。

そんな自分がなぜ未経験業界の転職をおこなったのか?
キャリアコーチとしてお客様にどのような価値を提供していきたいか?
バックグラウンドの話を通して、これからマジキャリを利用される人に私のことを知っていただきたいと思い、noteを書いています🍀

私自身の失敗体験とその中での学びをシェアすることで、少しでも今悩んでいる人の気持ちが楽になれば嬉しいです✨

・キャリアに対して悩みを抱えていらっしゃる方
・マジキャリのサービスをこれから受けられる方

に、少しでもお役に立てれば幸いです😌

①マジキャリで働き始めた背景

私がマジキャリで働いている理由は2つあります。

・人生の大半を占める仕事に対して、「こんなもんだ」と諦めてしまうことがもったいないなと感じたから。
・心の中が「捉え方」や「自分にかける言葉」で180度変わるということをコーチングで体験し、同じように苦しんでいる方の助けになりたいと思ったから。

まず1つ目の「人生の大半を占める仕事に対して、「こんなもんだ」と諦めてしまうことがもったいないなと感じたから」についてです。

私が社会人になった時に、仕事に対して同期の中でも活躍するぞ!と意気込んでいたものの、うまくいくことばかりではなく周りと比べたりしてたくさん落ち込みました。

その度に、「自分には能力がないから仕方がないのか」とか「仕事ってそもそも辛いだけのものだから我慢してやり過ごすしかないのか」と、仕事を充実させ自ら成長していくことを諦めかけたことが何度もありました。

周りの同僚や先輩が優秀で、比較して落ち込んでしまったり、お客様からの反応に一喜一憂したり、行き当たりばったりで不安定な日々を過ごしていました。

ただ、一方で学生時代の友達や、会社の同僚が活躍する姿を見て、仕事をしている自分自身のことを誇れるようになりたい。と思うようになりました。

日々自分の無力さに打ちのめされそうになりつつも、自分を変えたいという想いから、学生時代から興味のあった「コーチング」を受けてみることにしました。

コーチングを通してわかったことは、自分が「他者軸」で生きていたということです。

学生時代から、「こうやったら先生や周りの人に認められる」「組織の中ではこういう立ち回りをしたら好かれる」と人の反応をみて自分の気持ちを押し殺してふるまっていました。
無意識にそうしていたので、最初は言われても自覚がなかったのですが、問いかけを通して客観的に自分を見つめなおすことで気づくことができました。

なぜ自分の気持ちを押し殺したのかをさらに突き詰めていくと、その根底には自分への自信のなさがありました。
何をするにも人の目が気になり、自分は大丈夫かな?正しいことしているかな?変に思われていないかな?と気にしすぎていたことに気がつきました。

今まで、周りがみんな優秀で自分にスキルがないから役に立てていなかったのだとずっと思っていました。(もちろんスキル不足も一因ではあったと思いますが)
ただ、コーチングを通して外部環境ではなく自分に自信がなく他者と比較してしまうという心の課題がそのモヤモヤを招いていたことに気づきました。そのモヤモヤがあることで、自分の目の前のことに集中できなくなり途中で諦めてしまったり本気になりきれずにいました。
その気づきから、自分の心の中にある課題の解決を通してもっと仕事を充実させていきたい!と考えるようになりました。

マジキャリで働く理由2つ目は「実体験として自分の心の中は捉え方や自分にかける言葉一つで180度変わると感じ、同じように苦しんでいる方の助けになりたいと思った」からです。

1つ目のところで環境ではなく他者と比較して落ち込んでしまう癖が原因だと気づいた後、自信のなさから他者軸で生きてしまっている自分を変えていくために、心理学やカウンセリングの本で勉強をしました。

勉強をしているうちに、自分の考えや思考を客観視していくことが重要だと学びました。
そこで、早速自分自身の頭で流れている声に耳を傾けるようにしました。

すると、自分がとても歪んだ物事の捉え方をして自分自身を傷つけていたことがわかりました。

優秀な同僚が先輩から褒められている時には、「あの人はこんなにできるのに、まだ自分はここまでしかできていない。なんでこんなに私ってダメなんだろう。。」

自分が先輩に褒められている時にも、「あの先輩、同僚と比べたら全然まだまだなのに、ダメな私に気を遣わせてしまっているのかな、申し訳ないな。。」

客観的に見ると考え方や認知が歪んでいることに気づくのに、無意識にこのような言葉を自分にかけ、傷つけいじめていました。

この状態をなんとか変えたい!と思い、自分自身の粗探しをするのではなく良いところをほめていく習慣をつけていき、認知の歪みを改善していきました。
今でもやはり悪い方に歪んだ見方をしそうになる時はあるのですが、その時は客観的に事実を見るようにしています。改善できるところは、過去の自分を責めるのではなく、これからどうなっていきたいか?そのために自分ができることは何か?を考えるようにし、自分が行動できたところもしっかりと認知をするように意識しています。

その影響か、今までは自分なんかが。。。と思って何も発言できなかった会議でも、自分から意見を伝えられるようになりました。悩んでいる後輩にも自分から声をかけ、話を聞いたりと周りに目が向くようにもなって視野が広くなりました。
自信がない時は、自分にしか意識の矢印が向いておらず「こんなこと思われるかもしれない」と自分のことで頭がいっぱいでした。
ただ、自分のことを客観的にみられるようになった時に、「チームのために何ができるだろうか?」「この人のために何ができるだろうか?」と周りの人のことを考えられるようになりました。自分を大切にするためにやったことが、人のためにもなったというのはとても大きな気づきでした。

そのように自分を否定する癖を変えていった時に、ふと思い出したことがありました。
小さい頃から私は目の前の人の相談に乗りその人の心を少しでも軽くしたい、前向きになってもらいたいと考えていました。

ただ、今までの私は周りの人が困っていたとしても、「自分みたいな何もできない人が、人の役に立てるはずがない。自分が話を聞くよりも誰か別の人が話を聞いた方がこの人のためになるはず」と勝手に決めつけ行動を起こさずにいました。

自分を否定することを辞めたからこそ、心の声や本来の欲求に気付きそこに向かうことができています。

そこからは、前職で働きながらコーチングスクールで勉強に励み、転職を経て現在はコーチとして働いています。自分自身が最初からうまくいかなかったからこそ、悩んでいる方に寄り添いキャリア支援を行っています。

②アクシスでどんなことをしているのか?

さて、ここまでは私がどうしてマジキャリに入ったのかに関する話でしたが、実際に働いてからはどのようなことをしているのかについてお話ししようと思います。

ご相談いただく方の多くは、「自己理解」と「職業理解」に苦しんでいます。

自己理解ができないと、自分の強みや弱みがわからずどんなことが向いているのかがわからずコンパスを持たないまま闇雲に宝探しをしている状態になってしまいます。
これでは、どこに向かったらいいかわからないですよね。

また、職業理解ができないと自分の強みや弱みがわかったとしても、どんな職業でそれを活かすことができるのかが中々わかりません。コンパスは持っていて方向はわかっていつつも、地図がない状態と言えます。
現在地からどのくらいの距離があるのか、何か道具(スキル)がないと通ることができないような道が目的地までの間に存在するのかなどがわかりません。

どちらも揃っていないと適切に選択肢を選び、行動に移していくことは難しいのです。
前置きが長くなってしまいましたが、私は上記の2つについてご支援をしています。

自己理解については、一緒に過去を振り返って強みや弱みなどの特徴を見つけ出すことはもちろんのこと、自分や他者に対する認知の歪みを治し客観的に自分を見つめられるようにしていくことにも取り組んでいます。

キャリアに悩んだり、現職で辛い思いをされている方の中には、認知の歪みを抱えている方も多くいらっしゃいます。(例に漏れず私もそうです笑)

イメージで物事を選んでしまいギャップが生まれてしまう、
自分にはできないはずだと思い込んで仕事がうまくいかなくなってしまう、
他社の目線が気になりすぎてしまい自分の思いに鈍感になってしまう、などなど。

もし上記のような方々に対して環境だけ変えたらどう?とアドバイスしたらどうなるでしょう。周りの環境がよかったとしても、周りや自分を歪んで認識してしまうのでもしかしたら辛くなったりギャップを感じてしまうかもしれません。

強みや弱みを見つけ、それを活かすことのできる環境を見つけることは大切ですが、
もっと大事なことは自分自身の今までの出来事全体を振り返り、どのような認知の歪みを持っているのかを認識し改善していくことです。

もちろん自分で気づいたり、自分で改善していくのは至難の業です。
実際私も、先に書いた通り自分一人では見つけられませんでした。
だからこそ過去から認知の歪みを見つけたり、場合によっては改善していくために日常的なワークを宿題で出したりして「自己理解」を進めています。

職業理解については、メリットデメリットをフラットにお伝えさせていただく、ということを行っています。
前提として、職業選びに正解不正解はありません。難易度に差はあれど、絶対に不可能な選択はありませんし間違っている選択もありません。

その前提を持った上で、「どのように選ぶのか?」を重視しています。

自己理解のところで方向性を定めたとしても、求人を見て他者からの見え方を気にして方向転換してしまったり、自分にはできないかもしれないと思って選択を遠ざけてしまったり、給料や休みなど分かりやすいところばかりに目を奪われてしまって本来の目的を二の次にしてしまったり。

意外と自分の目的に沿って真っ直ぐに意思決定を行うのは難しいことです。
ご本人が一番望む形でキャリアを選択できるよう、メリットデメリットをフラットに提示することはもちろん、自己理解で出てきた材料をもとに常に目的がずれていないか?を確認し続けることで「職業理解」を促し、最適な選び方ができるようサポートしています。

③キャリアに悩んでいる方へ向けたメッセージ

キャリアコーチングの仕事を始めてから、さまざまなお客様とお話しさせていただく中で、周りの人からの目を気にして自分の気持ちを封じ込めている方が多いなと感じています。

最初はうまくやれていても、時が経つにつれてだんだんしんどくなってきたり、言葉にできないモヤモヤが出てくることがあります。

そんな時は、自分の課題と将来に対してとことん向き合い、自分の声を聞いてみてください。
マジキャリでもお客様が自分自身と向き合い、想像していなかったような欲求にであい自信を身につけていったり、将来像を明確に描いて次の一歩を力強く進んでいます。
そのような姿を見ると、自分自身のことをどれだけ信じられるかで本当に将来が変わっていくのだなと感じます🌸

無意識に自分にかけている言葉、自分に貼っているレッテルで行動や視野は簡単に狭まってしまいます。

何だか窮屈だな、何だかいきづらいな、モヤモヤするな、と思っている方は自分の価値観を理解できていなかったり、自分に無意識に制限をかけてしまっているかもしれません。

そんな時は、自分の何を制限してしまっているのか、何を大切にしたいのかを考えてみてくださいね。

もし、一人じゃ見つけられなかったり、心が折れそうになってしまったら一人でやろうとせずにプロに頼るのも手です。

その時にもしマジキャリやこの記事のことが頭に浮かんだら、ぜひご相談ください😊

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