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Wild Life/Wings(1971)(2018)(2019/1/6)


【曲目】

1. Mumbo
2. Bip Bop
3. Love Is Strange
4. Wild Life
5. Some People Never Know
6. I Am Your Singer
7. Bip Bop (Link)
8. Tomorrow
9. Dear Friend
10. Mumbo (Link)


【レビュー】

あけましておめでとうございます。 本年も宜しくお願い申し上げます。

新年一発目、Wings名義でのファースト。
昨年末、本作と「Red Rose Speedway」のデラックス・エディションを購入したのをきっかけに、かなり久々に本作を聴き通してみたわけです。

本作の一般的な評価、というのはあまり良く分からないのですが、少なくとも「Band On The Run」よりは低いのでしょうし、「Venus And Mars」のような派手さはないし、地味作の一群には属するのでしょう。
それも止む無しで、ジャケットの印象も大きいのか、モノクロームというか、下手すればケルト系の民族音楽に聴こえなくもないような簡素な構成。

でも、5回、10回と聴くに連れ沁みてくるタイプの作品です。
2〜4あたりはどれも佳作で、日曜日午前中、日当たりの良い居間、みたいなシチュエーションがあれば完璧。

寝るか寝ないかが心持ち次第、体調次第。
その意味でとっつきにくい作品ではありますが、良作だと思います。


【結論】

★4。
まあ、Zeppelin が猛威を振るってた1971年では、こういう音数が少ない作品は、確かに分が悪かったかもしれないですね。
今こそ再評価出来るのでは。
で、上述のデラックス版、勢いで59,800円の「Red Rose Speedway 」とあわせた豪華版を購入してしまいました。
もう一度、59,800円。
未だ自宅に持ち帰れず、職場で保管しているのですが、家族にバレたときには言い訳がつきません。
もちっと、値付けは何とかしてほしいものですし、国内版なんだからDVDに字幕くらいつけろよ、と文句たらたら金を出す、悪しきループに入り込んでおります、ハイ。

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