国宝 鳥獣戯画と愛らしき日本の美術展 可愛い編
圧巻の『放屁合戦絵巻』に心動かされた私のテンションはかなり上がっている。
次はどんな作品があるんだろう…
あ！これ見たことある！！
福岡市美術館のお宝の『豚』や！！！
知っている作品と出会あうことは私にとってとてもとてもめずらしいことなので、ここから更にテンションは上がる。
私の目に飛び込んできたのは仙厓さんの絵。
私は仙厓さんも知っている。胸を張って「知っている！」と言える程ではないけれど、博多のお坊さんなこととゆるい墨絵をのこした人だということは知っている。
私にしては、かなりの進歩である。
以前、福岡市美術館に来たときにミュージアムショップでグッズをあれこれ見たことで私は成長したのだ。その中にもあの『豚』があったし、いつか本物を見てみたいと思っていた。
鳥獣戯画展来て良かったなぁ…本物のこぶたちゃんだ…と感動しながら作品を鑑賞する。
作品名『犬図 Dog』
え…………！？犬！！！！！！？
なんか…ごめんなさい…
勝手に豚の風船だと…
だって、豚（いや、犬です）の右上に『こやとん』って書いてあったから…いや…『こやとん』じゃなくて『こぶたん』かな？とも思ってたけど…じゃあ、あれは…何だ…？
『きゃふん きゃふん』と鳴く犬の絵である。あぁ…確かに…『きやふん ゝ』だ…
因みに、この絵は尻尾からしゅしゅ〜っと一筆書きだと解説があった。
へぇ…すごい…
他にも仙厓さんのゆるくて可愛い動物やこどもの作品がいくつか。他の作品のこともしっかり誤解していたことに気付きましたよ。
やっぱり私は何も知らなかった…
次の作品はこちら
圧巻の『放屁合戦絵巻』はこちら
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