(終)卒論


卒論おわった〜

この2ヶ月どっぷりフェミニストの世界に居た

サフラジェットについて書いたんだけど
どうしても外せなかったのが「未来を花束にして」

この映画何回見たことか……

サフラジェットっていうのは
20世紀イギリスで
女性参政権運動してた過激派の女性たちのこと

過激派がいるってことは穏健派もいて
それはサフラジスト
この映画には出てこないけど

「未来を花束にして」
労働者階級の女性が主人公は
夫と子どもがいて洗濯工場で働いてて24歳だった
年齢が1番衝撃だった

今私が22歳
最近は卒論とバイトばっかしてる

子どもがいるわけないし
現実的に考えると結婚なんてまだ先だと思ってる
でもずっと早く結婚して子ども欲しい!
って願望だけ持ってる
全然年齢変わらないのに違う生き方してる
なんなら今の私が欲しいもの持ってるように感じる

この主人公は自分の生活が変わるかもって思って
女性参政権運動はじめるけど
その頃って女性は学校で勉強もさせてくれないし
親権はないし参政権もない

私じゃ考えられない
男女平等の権利のもとで生まれてきて
サフラジェットたちが望んでた生活が
当たり前になってるから

そう考えると皮肉だなって思う

サフラジェットたちは
若くして仕事してるか
家庭に入って子どもがいて
家事とかも使用人にしてもらって暇してたか
自立しようとしても、外に行こうとしても、何か社会のためにしたいって思っても
権利がないから なにも出来なくて

私は
今もまだ学生だけど小学校からずっと勉強したくないって思いながら学校行ってたし(大学も単位危うい)
お金ないからバイト三昧だし
まぁ選挙は割と行ってるはず
社会の役に立つ方法なんて考えたこともなかった

実際に持ってるものと求めてるものが逆なんだよね


これまでずっと夢は早く結婚して子ども産んで家庭に入って優雅に過ごすことだったなぁと
なんで学校行かなきゃいけないの!って思ってたし
なんで働かなきゃいけないの!って思ってた


その当時のひとたちが
一生懸命人生かけて獲得した権利があるから
今の生活で生きていられるのに

でも、今、卒論も出し終わって思うこと

なんだかな〜
このままでいいような気はしなくなった
何のためにこの世界にきたんだろうって

結構壮大に考えてるようだけど

この世界に私がいて、この社会で生きてる
っていう実感をちゃんと味わうことが大変だった女性たちのおかげで今の私たちがいるから
そうちゃんと実感しておきたいなって思うようになった


そのために行動しなきゃと

なんか意味を持って生きる活力が湧いた

と、なんとなく書き留めときたかった


卒業できるといいな〜

2021.12.19


(ちゃんと卒業できたよ〜)

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